本質はどこにある

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 SNS上で#検察官法改正をめぐる議論が活発になりましたが、改正に賛成派の人々は「これは公務員法改正なのだから、検察官だけに注目すべきではない」という傾向にありました。
 反対派の怒りは「行政府と立法府の双方にまたがる検察を他の公務員と同様に扱うべきではない」という点にあるので、これでは問題を捉えられていません。或いは、意図的に議論をすり替えたようにも受け取られかねません。
 着眼点を外したまま、根拠を持ち出して論ばかり構築しても、議論は平行線になり不毛です。
 論じるべき問題点を見極めた上で、賛否を戦わせて考えを磨いていく。こうした過程を踏まずして、成長は見込めません。
 昨今、中学や高校で取り入れられている小論文教育は、こうした訓練を積む機会を提供できます。
 学校時代に取り組む機会がなく、今からスキルを磨きたい大人の皆さまも、若根塾は応援いたします。
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