みなさん、こんにちは!
jiyuudeitaiです。
子どもが登校しぶりになると、母親の負担ははかりしれません。
無理して学校に行かなくてもよいという風潮も広がりつつありますが、それは、深刻ないじめがある場合はもちろん休ませた方がいいですし、一人でも留守番できる高学年以降のお子さんなら、家で勉強する、読書をするのもよいと思います。
しかし、低学年や情緒が不安定なお子さんと母親が、ずっと家にこもっていると、母親のメンタルがもちません。
私も子ども二人の不登校を経験しましたが、息子は小3の長期不登校でかなり荒れましたし、娘は小1のときでかんしゃくがすごかったです。
毎日、「ここから逃げたい!母親、もう無理だ!」と、人生に希望なんて見出せませんでした。
それでも、なんとか、子ども二人が完全登校になり、情緒も安定したのは、カウンセラーや児童福祉司、校長先生や担任の先生、養護教諭や用務の先生に、支えていただいたからです。
長期不登校になると、不規則な生活リズムになったり、ゲーム依存、youtube依存、すべてがめんどくさい、人に会いたくない、など引きこもりのようになってしまうこともあります。
母親が焦るほど、無視したり、暴言を吐いたりすることもあります。
情緒が不安定な場合は、留守番をさせるのも不安です。
私も、息子が小3で長期不登校だったときは、「一人にしないで」と懇願され、買い物にもなかなか行けない状況でした。
「今は、息子の心の安定のために、私のことは後回しだ」と、歯医者も我慢していたら、かなりの激痛にみまわれ、ものすごく悪化してしまいました。
このとき、母親も自分を大切にしなければいけない、と感じました。
思いつめていた時は、本当に辛かったですし、自分の子育ての何が悪かったのか、何度も考えました。
心無い人の発言に、傷つきました。
早く人生リセットしたい、、、といつも思っていました。
子どもが不登校なのに、いつも笑顔でいるなんて無理です。
でも、母親がメンタルを安定させないと、お子さんもよい方向には向かいにくいです。
苦しいですが、悩みはオープンにした方が楽です。
だれかれ構わず話すわけにはいかないので、お子さんが不登校経験があるお母さんに話をしたり、専門職なら市のカウンセラー、児童福祉司の方、学校サイドならスクールカウンセラーに、想いを吐き出しましょう。
身近な信頼できるママ友やお子さんの不登校経験者との話も学びが多いですし、市町村の専門職は、アドバイスをくれます。
なにから始めればいいのか、わからなかったことが、専門職のアドバイスで見通しがつきます。
また、ブログや日記などに、気持ちを綴っていると、心の整理ができますし、何が問題なのかも明らかになります。
ブログは、批判コメントが怖ければブロックすればいいですし、似たような悩みを抱えた方が読みに来てくれることもあります。
私も同じ悩みを持つ方のブログを読み、参考になりました。
また、お子さんの好きな趣味に付き合ったり、一緒に映画を見たり、ゲームが好きなお子さんなら一緒に対戦するのもいいと思います。
不登校は、「育て直しの時期」、とカウンセラーが言っていました。
何か、親子関係に足りなかったものを見直したりする機会にもなるかも知れません。
それと、お子さんが留守番できるなら、仕事は辞めない方がいいです。
お子さんとずっと一緒だと、苦しくなることもあると思います。
時短にしてもらうなど、家以外の居場所がある方が母親のメンタルを保つにはいいでしょう。
私はたまたま学校の委員に当たった年に、息子が不登校になりました。
でも、学校に行く機会が多かったことで、学校とのつながりも途絶えず、普段の様子もよくわかりました。
自分の子どもがそこにいないことは、とても辛かったですが、委員の役割があったからこそ、他の方の話も聞けたり、広い視野を持ち続けることができました。
家でずっと悩んでいても解決しません。
隠さずに、悩みを信頼できる人に話すことで、何かきっかけも見つかるでしょうし、お母さんが社会とつながっていることは、いずれお子さんが学校に行けるようになることにつながっていくと思います。
両親や夫にお子さんを見てもらうなど、たまにはリフレッシュをして、いつかここから抜け出せるはず!という気持ちをもてるといいですね。