QCストーリーの日常生活への応用(ダイエット編)STEP4

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美容・ファッション
STEP4は「真因を特定する」ことです。

STEP3で設定した目標を達成するために、STEP2で絞り込んだ問題点に
対して、なぜ発生しているのか、真因を特定します。

思い込みや憶測だけで真因と決めつけ、対策をうっても、問題は解決できない
ばかりか、対策に費やした費用や工数が無駄になる可能性がありますので、
事実に基づき、「なぜ」を繰り返すことが重要です。

問題が複数の要因の関係性で決まるケースも多く、さらには、自分で
コントロールできない外的要因や時間の制約なども加わり、真因を一つに
絞り切れないことがあります。

今回のダイエットの例では、食生活や住環境、カロリー消費の形態など
さまざまな要因の掛け合わせで決まってくるものです。

この場合、それぞれに想定される要因を一つずつつぶし、真因を確かめて
いくこともできないことではありません。

しかし、失敗するリスクを避けるためにも、複数の真因を想定し、それらに
手をうつことが現実的な対応と言えます。
上記のような複数の真因を想定し、手をうつ場合であっても、要因を考え
ぬき、できる限り絞り込むことは、とても大切なことです。

なぜなら、対策の効果と効率の向上につなげることは当然ですが、結果と
して、どの対策が最も有効だったのか、つまり何が本当の真因だったのかを、
論理的にきちんと検証し、次に活かしていかなければならないからです。

原因と結果の関係を明確にできなければ、成功のプロセスは再現できません
し、同じ失敗を繰り返すことにもなります。 

さらに絞り込んだ要因が真因かどうかは、次の2点でチェックします。

OKならそれが真因です。 
・その要因が「推定や意見」ではなく「事実」であるか
・その要因に手をうてば、問題点が解決され、再発が防止できるか

また、なぜなぜストーリーが論理的に正しいか、もう一度、確認することを
忘れないようにしましょう。

他人の客観的な目でチェックしてもらうのもよい方法です。 

ぜひ取り組んでみてください。 

こちらの取り組みは 実際にサービス出品しておりますので、興味ある方は
ぜひよろしくお願いします。

次はSTEP5を解説したいと思います。

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