有料級。30分で内定を引き寄せるシンプルなテクニック

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ビジネス・マーケティング
中学生の頃、よく使ってた近所のコンビニに10年ぶりに行ってみたら、当時パートをしていたおばちゃんが、店長になっていました。


どうも、こんにちは。
5回の転職と500冊以上の読書量で、理想の働き方を手に入れたプロリーマンのハタケとまとです。


今回は地方公務員の採用面接において、たったの30分で他の志望者と一気に差別化が図れる準備方法を紹介します。

「どうしても第一志望の自治体に入りたい!」
「スキルや実績に自信がない」
という方におススメのテクニックです。

面接を有利に進め、内定を引き寄せるためにぜひ読み進めていただきたいと思います。




役所を〇〇しよう!

結論からさっさと言っちゃいますね。

『面接前に役所を訪問する』

これだけです。


「へ?人事担当者にワイロでも渡して来いって?」

はい。その通りです。

あ、違いますw
民間企業だと、OB訪問とか企業研究ってガツガツやる人いますよね?
地方公務員を志望する際も同じようなことをやるんです。

具体的に私が実践していたことを2ステップに分けて紹介します。


ステップ1:役所を散歩する

受けようと思う自治体の役所を訪問します。
一般市民に紛れて、庁舎内を歩き回るんですね。

で、職員の方の働きぶりや市民との接し方を観察します。自治体の規模にもよりますが、30分くらいやれば十分です。逆にそれ以上やると不審者扱いされてしまうので(笑)

「職員の方の表情は?」
「市民との接し方はどんな感じか?」
「パンフレットにはどんなことが書かれているか?」
「気になってる部署の様子は?」

こんな感じで30分程度、歩き回って観察しまくります。
住民票発行窓口(市民課)の待ち合い用の椅子に腰かけて観察するのもいいと思います。

もし時間に余裕があるのなら、子育て関連施設や公民館、市の名物スポットなんかも訪れてみましょう。


で、その時に感じたことをメモしておきます。
簡単でしょ?

ステップ2:面接の想定問答スクリプトをブラッシュアップする

面接準備として、自己PRや志望動機はスクリプト化して準備されている方が多いと思います。
そのスクリプトに、庁舎を訪問して感じたことをさりげなく織り込むのです。


実際に私が面接で話した自治体の志望動機のスクリプトはこんな感じです。
市の魅力を高め、それを積極的に伝えようとする市の姿勢と、そこで働く職員の方の熱意に感動したので御市を志望しました。御市ではシティセールスという概念を取り入れ積極的に市の魅力を伝えようとしています。また〇〇(自治体名)未来研究所では市の欠点や課題を謙虚に把握したうえで、それに対する解決策を探ったり、政策の最適化を進めたりする努力がされています。そして何よりも市役所や市の施設を利用した際、職員の方の〇〇市を愛し、その魅力を伝えようとする熱意に感動させられました。そうした中で自分自身も刺激を受けながら、継続的に知識や能力を高めることで市の魅力を高めたいと思いました。私はもともとどこで働くかということよりも、どういった姿勢で働くことが出来るかを大切にしたいと思っていました。御市の職員の方が持つ熱意や仕事に対する姿勢はまさに私が求めるものだと確信したので、御市を志望しました。(385文字)

ポイントはここです。
「市役所や市の施設を利用した際、職員の方の〇〇市を愛し、その魅力を伝えようとする熱意に感動させられました。」

私が広報部門の施設を訪れて、「市の名所マップください」とお願いした時に、職員の方が「ココとココがお勧めですよ!」「ゴハンはこのお店がおいしいですよ!」といろいろと説明してくれたんですね。
その時の体験を、志望動機に織り込みました。

(他のスクリプトをご覧になりたい方はコチラから!)

さらに、その経験を受けて「自分はどうしたいのか」につなげることで意欲や志望度を面接官の胸にズドン!と打ち込むことができます。

地方公務員の採用面接では、部長クラスが面接官になることが多いので、部下を褒められて、悪い気はしません。むしろ、「もっと詳しく聞かせて!」といった感じで、前のめりになること請け合いです。

まとめ

面接官も人です。

人って、自分に興味がある相手に対して興味を持つんですね。
簡単に言うと、人はみんな自分が大好きですw
これを利用して、まずはあなた自身がその自治体に興味をもって、訪問する。
そしてそこで見聞きしたり、感じたりしたことを面接で語る。

たったひと手間で、他の志望者と大きく差をつけることができ、面接が自分のペースで進んでいきます。自分に対して好感を持ってくれた面接官は意地悪な質問もしてこなくなります。

ちなみに、庁舎を散歩してみて、
「全くポジティブなところがなかった」
「むしろ、雰囲気が暗く、職員の方の表情も明るくなかった」
「自分もこんなところで働くのかあ↓」
というネガティブな印象しか受けなかった場合、仮に合格したとしても、入社は再考した方がいいかもしれません。

職業人生はめちゃくちゃ長いです。
今、20代のひとは50年、30代の人は40年くらい働かなきゃならなくなります。あなたの人生を肌に合わない職場で浪費しないためにも、是非庁舎を訪れて、雰囲気を探ってください。



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