ゴードン_乳がん_術後の日常生活動作自立に向けた支援

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・進まない、眠れない、つらい
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時代は進化し、学習方法は増加してます

効率よく学び、人生を楽しもう!

それでは、看護学生ライフを楽しんでください!

ENJOY!!

【今回の情報】

〇基本情報
・氏名: B氏
・性別: 女性
・年齢: 60歳代
・現病歴: 右乳がん
・既往歴: 高脂血症
・身長: 156
・体重: 62
・標準体重: 53.5
・BMI: 25.5
・肥満度: 肥満Ⅰ度
・活動レベル: ふつう(II):座位中心の仕事だが、職場内での移動や立位での作業・接客等、あるいは通勤・買物・家事、軽いスポーツ等のいずれかを含む場合
・必要カロリー: 1550 kcal
・家族構成: 夫と二人暮らし 子どもはいない
・職業: 専業主婦(60歳までスーパーでパート勤務)
・性格: 心配性
・嗜好 趣味: 時々夫とお酒を飲むのが楽しみ ガーデニング
・歩行・移乗: 術後3日目まで車いす移動介助 4日目からは見守り歩行ふらつきなし
・排尿: 術後1日目に膀胱留置カテーテル抜去 6~8回/日
・排便: もともと2日に一回程度 術後は4日排便がなく浣腸にて排便
その後は毎日少量ずつ排便あり
・食事: 入院前は一日3食、野菜と魚中心で肉はあまり食べない。術後1日目は吐き気と痛みの増強があり食事摂取できず。術後2日目より食事が開始となったが5割程度の摂取で食事量が低下している。
・水分: 500~700ml/日
・睡眠: 入院してからは痛みや不安で眠れない日がある。本人は我慢して看護師には伝えていなかった。
・入浴: シャワー浴
・着脱衣: 自立
・服薬: 看護師が配薬
・コミュニケーション: あまり自分からは話をしない、慣れた看護師には会話が多い。
・信仰: 仏教
〇入院経緯
B氏は定期的な健康診断を受けた際に、右乳房にしこりがあることがわかり精密検査の結果乳がんと診断された。
総合病院で精密検査の結果、乳がんでリンパ節転移の可能性もあることから右乳房切除の手術を勧められましたが、初めはショックを受けていたため手術を受けることに躊躇していた。しかし、家族や友人からの励ましや、医師からの詳しい説明を再度受けて手術を受けることを決め入院することになった。
〇治療経過
手術前日に入院し、入院の翌日に手術が施行され全身麻酔下で2時間ほどの手術時間を要した。手術は予定通りで出血量も少なく、右乳房の全摘出術とリンパ節郭清術を行い、手術中の迅速診断ではセンチネルリンパ節の転移は陰性結果だった。手術後当日は麻酔が切れるまで数時間の経過観察を受け回復室で過ごし、翌日には一般病棟に移動した。
手術後1日目、吐き気の症状と右の創部の痛みが増強。術後の痛みを和らげるため、鎮痛剤の投与や点滴での補液治療が行われた。手術後2日目からは口からの摂取が可能になり、少しずつ軟らかい食事をとることができるようになった。
術後1日目に手術中に挿入していた膀胱留置カテーテル抜去したが、歩行でトイレまでの移動ができず車いすで移動を介助しトイレでの排泄はできるようになった。ドレーンからの排液は毎日50ml程度の漿液性の出血があり徐々に排液量は減少し、術後5日目に抜去となった。
手術後、右腕を動かすことができなかったため、手術後6日目よりリハビリテーションのために理学療法士によるマッサージや運動を開始しており、病院内でのリハビリテーションに積極的に参加し、少しずつ腕の動きが回復してきている。
手術から術後7日目の時点で、山田さんは点滴の投与は中止となり経口薬での抗生剤の治療、痛み止めの内服薬を内服している。入院前までは自己管理で内服をしていたが、現在は看護師の配薬による内服をしている。動くと痛みが増強することや夜間に痛みで眠れないこともあり、頓服の痛み止めを1日1回程度使用している。術後より右上肢の浮腫が持続しており、日中は軽減するが朝は増強し手背まで圧痕が残る日もある。手術後7日目で医師からの説明があり、経過は順調であるが痛みの持続と以前のように右上肢が使えないことに本人の不安があるため今後1週間程度経過をみて退院の方針となっている。
〇バイタルサイン
入院時
脈拍:70回/分
呼吸数:16回/分
血圧:正常範囲内(収縮期血圧120mmHg、拡張期血圧70mmHg)
体温:36.℃
現在(入院7日目)
脈拍:71回/分
呼吸数:15回/分
血圧:正常範囲内(収縮期血圧120mmHg、拡張期血圧90mmHg)
体温:36.5℃"
〇言動
「手術後は、やっぱり食べられるものが少なくて大変でしたが、少しずつ口にできるものが増えてきて良かったです。」
「右腕が痛くて動かせないときは、本当に不便でしたが、理学療法士の先生方に助けていただいて、腕の動きが回復してきて嬉しいです。自分自身で身体を動かすことができるようになってはいるけど、このまま退院して大丈夫か不安いっぱいです。」
「病院のスタッフの方たちが、いつも明るく声をかけてくれて、本当に励まされます。」
〇内服薬
なし
〇採血データ
白血球数 7200
赤血球数 450
Hb 11
Hct 30
PLT 28
好中球 55
リンパ球 40
TP 6.4
Alb 3.9
AST 35
ALT 32
γ‐GTP 50
GLU 112
HbA1c 6.1
Na 140
K 3.6
Cl 101
CRP 0.4
TG 145
T-CHO 220
HDL-C 102
LDL-C 110
BUN 18
CRE 1


【アセスメント】

1.健康知覚-健康管理

〇健康状態、受診行動、疾患や治療への理解、運動習慣、服薬状況、身長、体重、BMI、飲酒、喫煙の有無、既往歴

・疾患の簡単な説明
B氏は右乳がんと診断され、リンパ節転移の可能性があるため右乳房切除術を受けている。乳がんは、乳房組織の細胞が異常に増殖することで発症し、リンパ節や他の臓器に転移する可能性がある。
・健康状態
現在、B氏は術後7日目であり、痛みや右上肢の浮腫などの症状があるものの、バイタルサインは安定している。術後の経過は順調であるが、退院に向けての不安を抱えている。
・受診行動、疾患や治療への理解、服薬状況
B氏は定期的な健康診断を受けており、乳がんの診断後は医師の説明を十分に理解した上で手術を決断したことから、自身の健康管理に対する意識は高いと考えられる。現在は看護師による配薬管理を受けている。
・身長、体重、BMI、運動習慣
B氏の身長は156cm、体重は62kg、BMIは25.5であり、肥満Ⅰ度に分類される。入院前の活動レベルは座位中心の仕事だが、職場内での移動や立位での作業・接客等を含むふつう(II)である。
・呼吸に関するアレルギー、飲酒、喫煙の有無
B氏の呼吸器系のアレルギーの有無については情報がない。夫と時々お酒を飲むことを楽しみにしているが、喫煙については言及がない。
・既往歴
B氏には高脂血症の既往がある。
看護での課題:
B氏は肥満傾向にあり、高脂血症の既往もあることから、食生活や運動習慣を見直す必要がある。また、退院後の生活に対する不安を抱えているため、退院に向けた指導やサポートが求められる。
総合的なアセスメント:
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