思考の癖を変える

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ストレングスファインダーとの出会い

部署異動の際に受けたストレングスファインダー、始めはPDFだけ読んで「へー」で終わっていました。多分こういう方、僕以外にも沢山いらっしゃるのではないでしょうか?

たまたま同じタイミングで外部のコーチングサービスを受け始めたのですが、当時は「思考の癖を変えたい」という意識が強くそのことを相談したところ、コーチからはストレングスファインダーの受講と自分の資質を元にしたハックの方法を簡単にレクチャーしてもらいました。

ストレングスファインダーは既に受けていたので上位10個の資質を見せると「回復志向の使い方じゃないかな?」と言われました。ちなみに僕の上位10個の資質はこんな感じ。

アレンジ
学習欲
回復志向
活発性
調和性
親密性
コミュニケーション
着想
自我
共感性

「回復志向」というのは簡単に言えば理想と現実のギャップを見つけ、その差分を埋めようとする資質です。ギャップに目が行くので、欠けてるモノ・足りないモノに意識がいきやすく、医者やコンサルティング系の仕事をされてる方が上位資質に持っていることが多い才能だそうです。

欠けてるモノに目が行くということは、そのスコープが人や自分に向いてしまうと粗探しをしてしまったり、必要以上に自分を責め立てるような行為をしてしまいます。言われてみると自分にその節はかなりあるな、と納得しました。

大学までずっとスポーツをしてきて自分たちがやられて嫌な攻め方を気づくのが得意だったので、それを先回りして埋めるゴールキーパーというポジションはすごく向いていたのかもしれません。逆に相手がやられて嫌な攻め方も大方予想はつくのでそこを徹底的に突くように指示を出したり。

一方で自分のミスを必要以上に責めてしまい、気持ちの切り替えが遅くなってしまうことなどもありました。プレー内容を反省することは大切ですが大事なのは未来に向けてどう行動するかなので、いつまでも凹んでる時間はありません。そういった時にパッと切り替えられないのは「回復志向」の使い方がまだまだ下手だったからだと思います。

ベースメント沼の抜け出し方
資質には良い面(バルコニー、強み使い)とそうでない面(ベースメント、弱み使い)があります。

先ほどの「回復志向」の例を読んで頂ければなんとなくイメージは持ってもらえそうですが、資質をどう活用してきたかは人それぞれなので一概に「この資質があるから〇〇」ということは言えないんですね。

そのためご自身の思考・感情・行動の癖を丁寧に紐解きつつ、今後どう活用していくと良い道に繋がるかは、是非対話を重ねながら見つけていければと考えています。

ベースメントの沼にハマってしまった時の抜け出し方については大まかに3パターンあるので、今現在どのような沼に陥ってるのか整理しながら次の一手を一緒に見つけ出しましょう。

ここから先は個人差もありますが、自分の場合は2週間程度のトレーニングで「回復志向」のベースメントをかなり抑え込むことができました。1か月経つ頃には30年以上共にしていた思考の癖が大きく変化した実感があります。自分以外にもこれまで30~40人程度の方と1on1してきて、早い方だと1か月後には目に見える変化や手応えを感じてらっしゃるので、目安としてまず1か月意識的にトレーニングを積むことで変化を感じてもらえるかもしれません。

最後まで読んで頂きありがとうございました。
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