色々なWEBサイトを見ていると、シューっと現れたり、うねうねしたような奇想天外な動きをするアニメーションが見受けられます。
「そのアニメーションって本当に必要?」
アニメーションの意味
WEBサイトにおけるアニメーションは、見せたい要素をより効果的に見せることができるメリットがあります。
例えば、ふわっと文字が後から浮き上がってくるようなアニメーション(フェードインアップ)は優しい雰囲気を演出できたり、ボヨンボヨンと跳ねるようなアニメーション(バウンス)は元気な雰囲気を演出できます。
またそこに視線を集めることができるといった効果もあります。
アニメーションにおけるデメリット
ただし、このようなアニメーションは、そのサイトの世界観であったり、目的に応じて使用しないと逆効果になってしまいます。
「料金表を探してるのに、なんかごちゃごちゃして見にくい」なんて経験もあるのではないでしょうか。
過剰な演出はユーザーのストレスとなってしまい離脱の原因になりかねません。
そのアニメーションが効果的なのか、なぜ必要なのかを言語化できて初めて導入を検討する必要があると言えます。
ただし例外あり
ホームページが自分の世界観のみを表現したい場合は、アニメーション含めサイト構成は自由と言えます。
もうほとんどアートと言うべきなのですが、目的が「自分を表現したい!」という場合は、どんな演出も効果的と言えます。
万能なアニメーション
万能でよく見かけるアニメーションといえば「フェードイン」。
少し遅らせてふわっと表示することで、ナチュラルに視線を誘導することができます。
また、遅らせる秒数や、アニメーションの長さを変えることで意外とバリエーション高く表現することができます。
とりあえず単調なイメージを崩したい場合は、フェードインがおすすめと言えるでしょう。
まとめ
アニメーションは
・なんとなくで入れない
・オシャレっぽいからという理由で入れない
・必要ならば導入する
といった考え方が適切です。
デザイン含め、なぜそこに配置したのか、なぜその形にしたのかという考えを持ちながらレイアウトすることが必要ですね。