占いで失敗しない為に知っておきたい3つのこと

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占い
こんにちは。

ココナラを中心にレイキヒーラー/カードリーダー(セルフ・セラピー・カード)として活動している鴨川です。

「占い」と一言にいっても、使用するツールや鑑定方法は勿論、対面式やオンラインに至るまでその種類は実に様々です。また、そういった流れの中で「占い師」と呼ばれる人々も年々増加傾向にあり、選択肢が増える一方で「ホンモノ」を見分けるのは至難の業になっていると言えます。

そこで、今回はその「本物の占い師」を見分ける際に知っておきたいことを3つに絞ってご紹介します。

今回ご紹介するのは下記の3つとなります。

①コールド・リーディング
②ホット・リーディング
③全ての答えは自分の中にある

①②は占い師が良く使う有名なテクニックで、耳にしたことがある方も一定数いらっしゃるかもしれませんが、これをしっかりと理解できていればかなり「ハズレ」を引く可能性が減りますので、知っておいて損はありません。

まずは①の「コールド・リーディング」とは
コールド・リーディング(Cold reading)とは話術の一つ。外観を観察したり何気ない会話を交わしたりするだけで相手のことを言い当て、相手に「わたしはあなたよりもあなたのことをよく知っている」と信じさせる話術である。「コールド」とは「事前の準備なしで」、「リーディング」とは「相手の心を読みとる」という意味である。 (Wikipediaより引用)
とあるように、鑑定中に自然な会話を装って様々な情報を引き出し、それをさも知っていたかのようにふるまって信頼を得るテクニックの事です。

基本的には、かなりの割合で誰もが当てはまるような「あなたには兄弟がいますね?」「ひょっとして犬か猫を飼っていますか?」といったざっくりとした質問を行い、少しづつ個人の詳細な情報を掘り起こしていく、というものです。
経験値が高ければ、質問以外にも、相談者の性別・年齢や、服装やアクセサリーなどの持ち物からでもある程度相手の人となりは推測することが出来ます。

これをあまり意識せずにいると、全て自分から答えを提供していることに気付かず、さも特殊な能力で全て自分の事を見通された、と信じ込んでしまうことに繋がります。

次に②の「ホット・ドリーディング」とは

ホット・リーディング(hot reading)は、占い、カウンセリングに際して、事前に得た情報を利用すること。(Wikipediaより引用)
とあり、こちらは先のコールド・リーディングに比べると行う側のハードルはあがります。

つまり、前もって鑑定を行う人物を特定し、事前に様々な調査をしたうえで鑑定に臨むケースのみ使われるテクニックです。今ではあまり見かけなくなりましたが、以前はTVなどで有名人を占う番組などが良く放映されており、このテクニックが広く使われていた可能性が高いとも言われています。
また、より巧妙で悪質な例としては、同業者内で特定の人物の情報が共有さてれいた、といったこともあるようです。
現代ではそこまで巧妙に行わなくても、様々なSNSを通じて個人が積極的に情報を発信していますので、ズブの素人でも相手が特定できればそれなりの情報を得ることは可能ですね。

さて、ここまで占い師側のテクニックを2つご紹介してきましたが、心当たりはあるでしょうか?
最低限この二つを知っていれば、「鑑定の際に占い師に無駄に情報を与えない」「極力事前に自分の個人情報を伝えない」といった対策を行うことで、かなり正確な評価が出来るようになるかと思いますので、参考にしてみて下さい。

最後に③の「全ての答えは自分の中にある」はそういったテクニックを越えた、相談者側の心構えになります。

ここまで、①②を悪質なテクニックのように書いてきましたが、実は、この二つは仕事や日常の中で他人と信頼関係を築く上ではとても有益なテクニックでもあります。
鑑定を受ける際も、この③の心構えが自分の中にあれば、極端な話、どんな「イカサマ占い師」の言葉も自分にとっては非常に有益なものに変化します。

占いを受ける際の心理状況の多くには、「自分ではどうにもできないから誰かに助けて欲しい。対処法の答え(正解)を示してほしい。」があるはずです。
しかし、そうして他人に答えを預けることは自分の能力を放棄してしまうことに繋がり、もし目下の問題が解決したとしても、いずれまた似たような課題が立ちふさがる羽目になります。

実は、「ホンモノの占い師」であればあるほどこの③の事を理解しており、占い師自身はあくまでも「相談者の中に眠る真の答えを届けるメッセンジャー」としての役割に徹することが出来るものだと考えています。

上記の3つを踏まえて、最終的に大切なことは、「占いに頼る」のではなく、あくまでも「占いを利用する」というスタンスです。
いくら自分の中に全ての答えがある、と言ってもそれを引き出すには何らかのきっかけが必要な場合も少なくありません。そんな時には、占い師に限らず、自分以外の誰かに「メッセンジャー」をお願いするのは良い事かも知れません。
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