「天機漏らすべからず」について(観覧注意)

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占い
こんばんは、エイルです☆
以前のブログでも少し書いたことのある内容に本格的に触れようと思います。
そして、ここからの内容は「個人的な見解」であることをご理解いただける方々にのみ、お読みいただきたい内容でございます。予めご了承お願い申し上げます。

「天機漏らすべからず」という言葉を耳にしたことございますか?
広く使われる意味は「重大な秘密は絶対に洩らしてはいけない」ですが、言葉のままの意味ですと「天の機密を漏らしてはいけない」となります。
そして、面白いことに全く同じことわざが、韓国と中国にも存在するということなのです。

韓国語 ー 천기누설(天機漏洩)
中国語 ー 天机不可泄漏

字面は少し違えと、言葉のままの意味も、比喩として使われる意味も日本と異ならないんですよ。面白いと思いませんか?
国が近い分、元々似たことわざが多いのは知っておりましたが、どの国でも「天機」は「漏らしてはいけない」という認識があることなんです。

では、なぜ「天機」は漏らしてはいけないのでしょう。重大な機密だから?漏らしてはいけないと決まっているから??


私はこう考えております。昔、占いは「国の政治」のために存在しておりました。その上、今より「政治のための占い」は国にとって大事であり、時には戦争までも起こすような材料でもあったのです。なので、それこそ「天が決めたことを覗ける」のはごく一部に過ぎなかった。だからこそ、国の運命を左右する「天機」を軽々しく「言ってはならない」と広まったのではなかろうかと。

そして、もう一つ。ここからが私が個人的に経験して、結論付けていることを述べようと思います。
私が「占い師」として活動を始めることにあたり、「占い師はどうあるべきか」を考えながら瞑想をしていた時に、忘れていた母方の祖母の言葉を思い出しました。
「占いは頻繁に見てもらうのではない」と……。

生業にはしていませんでしたが、祖母は霊能力が強く、民間信仰を信じ年に数回特別なお供え物を用意して、ご祈祷のようなものを行っておりました。
子供ながら覚えているのは、「必要以上に未来を知ろうとするのはバチが当たる」と言われたことです。
確かに母も「占いは年に1回か、何かトラブルとか迷いがあったら確認のため2-3回程度がいい」と言っておりましたので、私の中ではそれが普通でした。

バチが当たる当たらないはさておき、般若心経を読みながら「なぜこの地に降りてきたのか」を考えていた時に、そういえば「地球に生まれたのは修行のため」であることを思い出したのです。
(仏教の教えにもそう書いてありますよね)

迷いや悩みがあるのは、魂の成長のためです。円形脱毛(手のひらサイズくらい抜けました……)を作りながら、ストレス性胃炎になり、その他うつ病も再発してしんどかった経験があるので「そんな修行二度とゴメンだ」と言っている私ですが(笑)
確かに、辛かったけど得たものも大きいと、今もつくづく思っております。

魂の成長のために生まれてきているのに、悩みの解決策を一人で探せないからと、夜な夜な占いに頼ることは「必要以上に天の流れを知ろうとすること」に当たると思います。
だって、修行を他人任せにしておりますからね。

ここで誤解が生じないように書きますが、どうしても胸の内を聞いてほしくて、占いでは何って言われるのか知りたくて、二三人くらいから占いを受けるのはいいと思います。

但し、ご自身の人生の選択をして、未来を作っていく権利を放棄して、占い師に全て任せようとするのがよくないと考えているだけです。
辛い時には誰かに頼る必要もございましょう。ですが、物事には「適切さ」が必要な訳なのです。
塩気がないのは美味しくないけど、塩を入れすぎると塩辛くて不味くなりますよね?それと同じなのです。

では、「占い師は問題ないのか?天機を伝えているのに?」と思いますでしょう?
他の先生方がどうかわかりかねますが、私は色々覗くことへ宇宙のルールを守りながら、「代償」を払っております。日々神々やガイド様へ感謝をしながら、時には「体調を崩して」支払っております。

いくら私が、「悩まれる方の役に立ちたくて」この仕事を始めたとはいえ、お代を頂いている訳なのですよ。私にご依頼くださった方々にいいことが訪れますように、万が一でも「天機を覗いたことへの不利益」がいかないように、私が肩代わりや手を尽くしているのです。
だから、私が一日頑張っても5人くらいしか鑑定ができないのは、このような理由があるからなのです。

また、少し長くなってしまいました。最後に要点をまとめさせていただきます。

「私たちは修行のため生まれた魂。辛いからと言って未来を知りたいと、度を過ぎて天機を覗くことは、修行のためにならないためカルマとして残ってしまう」

占いが存在する意味もありますよ。だから、カルマの沼にハマらない範囲で、占いに頼るのはありですが、度を過ぎてはいいことはございません。
お薬も適量を超えるとオーバードーズになりますから。

では、本日もあなた様の心を癒やしたくて、心から癒やしのエネルギーが漏れるエイルは、あなた様とのご縁をお待ちしております♪


依存させない辛口占い師 エイルより☆
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