自分と対話するのも、いいんじゃない?

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占い
TVで、美味しい餃子を食べて、広瀬すずさん(だと思うんですが、合ってますよねww)が、
「良いんじゃな~~い♪」
と言うCMが流れていて、ああいいなって思う今日この頃。

まくらは、それ位にしておきまして(笑)。

世の中、不況だったり不穏だったりですと、占いが流行るんだそうですね。
例えば
儲けるためには、「次、何が来る?(ヒットする?)」という嗅覚、ひらめきが大切ですし。自分で努力しても限界なこともあるから、大局で、多角的にものを見たいし、神様に{次は、餃子じゃなくて春巻きかも、}とか教えていただければ、それが儲かるかもしれないわけです。

不安になってくると、「私、この先どうなるの?」と聞きたくもなるし。
「あの人、私のこと、どう思っているのかしら?」と知りたくもなる。
恋する相手のお気持ちを知りたい場合もあって、マーガレットの花びらをちぎるよりは、もうちょっと精度の高い占いはないものか、と探したくもなるのです。

最近、花きゃべつは、ほぼご隠居さん状態で、あまり人の通らない峠の茶屋を、しかも頑張らずにのれんもかけずに、閉店状態にして、裏で自分がお茶をのんだり、団子を食べているようなのんきな暮らしをしておるわけですが。
(というか、ほぼ一日おきに、認知症の親世代の家に行っていたり、医者につっれて行ったりしています←自分の時間なんてほぼないんですなww)

まぁ、昔うちに立ち寄ったお客様方の幸せを祈る日々であります。
そもそも、花きゃべつは思いっきり本気で、
{ご自分を知って、ご自分で自立して幸せをゲットしてもらいたい、運勢をアップさせてもらいたい}
と占いをしてお見送りをしているわけですから。
ある意味、今生の別れのようなつもりで寂しくお見送りしています。

お気楽な常連さんはまだしも、もらい泣きをしつつ占ったお客様が、
「こんにちは」なんてリピートにいらっしゃると、再会の嬉しいを通り越して
「大丈夫だったんだろうか?辛い目にあったんだろうか?」
{前回の自分の占いは、あまり役に立たなかったんだろうか?}
が気になってしまうのであります。

看板を掲げず、閉店していると、最初は恥ずかしいかなぁとかは思いましたが。
『ふふ、あの占い師ってばさ、鑑定ダメで客が来ないんだろう』って笑われるのが、世間の常ですからね。
いやさ、年を喰っての古だぬき。
どう思われても、構わないですし、むしろここ数十年、
『お前の占い、全く当たらなかったぜい!』
と言われないのが、不思議で逆に怖いと言うありさまなんです。強がりじゃありませんよ。

ネットは特にお客様の顔も見えないから、盲目の手探り状態なんですけれども、たとえお客様が泣いていなくてもこちらは、鑑定していて、お客様の傷を感じていて、触ると痛いだろうな、なんて思うのです。(霊感とかではなくて、タロットカードから受けるイメージなどを総合して。あと、経験もあるかもしれませんが、うまく説明できないのです)

私は、もちろんお客様の傷も治せるわけではないので。
見えたとしても、ただもどかしくて、やきもきもします。一緒になんとか手立てを考えるだけです。しょっちゅう力不足を痛感します。

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『花きゃべつさんと、話していると、心が落ち着いてくるんです』

これを言われると、もちろんすごく喜びます。単純なおバカさんですからね、私。
ただ、最近は逆、裏の意味を考えてしまうんです。
{花きゃべつと会話しないと、心が落ち着かないのだろうか?}

↑こう思うと、占いの悪質な手段として{不安を煽っている、もしくはお客様の不安を利用している}にある意味、近いのではとすら、思ってしまいます。
悪気で行動しているわけではなくとも、なんか経験値だけあって、やたら口が上手いのか、自分?と自問自答しています。

というわけで、やはり最終的には、
{お客様ご自身で良い人生の旅を送ってもらう}、
{ほぼ手助けできずに、通りすがりの峠の茶屋でしかないな、自分}と考えております。

心が弱くて、あるいは傷ついているお客様をむやみやたらに𠮟咤激励するわけにはいかないのですが。
それでも、なんとか最後のとりでは、自分自身なんだと思っていただきたいと願っているのです。

私のポリシーとして、私のタロット占いは同じテーマでは1ヶ月は空けていただくようにしています。
丁寧に優しく、という私のポリシーが、逆に麻薬や毒薬のように作用して、お客様の麻痺につながるのは困ります。
「拒絶されているのでは?」と誤解するリピーター様(リピーター様になろうとしている人)もおられるのですが、そうではありません。

峠の茶屋にいる花きゃべつはポンコツで、あなたの旅にはついていけないのです。
後姿をお見送りして、もちろんまた通りすがりに立ち寄ってお茶でも飲んでのんびりして欲しいと勝手に願ってはいるのですが。
やはり、人生という旅には立ち向かっていって欲しいのです。

この先の峠には、もっと素晴らしい占い師がいるかもしれませんし、そうではなくて、一人できれいな景色を見て、自分自身と対話して欲しいのです。

『なんだよ、峠の茶屋なんて無くったってさ、なんか見えてきたよ!』、
『スゲーな、自分』
って、元気よく旅を続けて欲しいのです。
良いことばかりはないんです。
旅は、波乱万丈。どん底の時もあります。
そんじょそこらの他人様が恨めしく、羨ましくもなることもあります。

希望するゴールや目的が遠ざかることだってある。
無理だよなって諦めてもいいし。
諦めたくないって、粘ってもいいんです。
自分だけの力じゃどうこうできなくて、外的要因で諦めさせられることだってある。
お説教臭くてすみません。
受け止めきれるひともいれば、受け止めきれないひともいるでしょう。

まぁ、峠の茶屋に来てくれるのもいいです。嬉しいです。こちらも商売をさせてもらえます。

それでもね、言いたいんです。
自分と対話していますか?
花きゃべつに課金するよりも、良い使い道があるかもですよ(笑)。

あなたはね、あなたが考えるよりもずっと大きくて、色々なことを知って判断できる、とても立派な存在なんですよ。
忘れていたんなら、今思い出して。
自分の頭を、好きなだけ♪よしよししてください。
良いこと、きっとありますよ。
「良いんじゃな~~い♪」



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