子どもの〇〇〇〇になろう!

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こんばんは!プロ講師の水原です。
夜分遅くに失礼いたします。

北海道は日が落ちるのも早くなり、夕方からは涼しい日々になってきました。

今回はお子さまへの接し方のアドバイスです。

「ゲームやスマホばっかりで勉強してくれない」
「自分の言うことを全然聞いてくれない」

日々、お子さまとの接し方、声のかけ方で悩まれる保護者の方はたくさん
いらっしゃいます。お仕事をしながら子育てをされている方が大半なので、色々な気持ちや疲れも積み重なってイライラしてしまうこともありますよね。



本日のテーマ、
「子どもの〇〇〇〇になろう!」
です!
〇に当てはまる言葉はお分かりでしょうか?
「お手本」?「話し相手」?いろいろな言葉が思い浮かばれる
かもしれません。

自分が実際に接してきたお子さまとの会話の例を↓に載せますので、答えを考えてみてください!!

水原と生徒の会話集

school_juku_woman.png

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(塾での自習中、ノートに落書きをしていた子を見つけた水原)
生徒「あ、これはちょっと!違うんです。息抜きで……!!」(慌ててノートを隠す)
水原「ふーん。ちょっと見せてみ」後ろから覗き込み、頷く。
水原「〇〇ちゃん、絵、上手いね!!私、絵心ないから絶対描けないわ笑」
生徒「そうですか…?」
水原「息抜きも必要だから、気分変わったら勉強しようね~今は何やってたの?」
生徒「数学の図形です。ここが分からなくて…」
水原「そっかー。じゃあ一緒にやってみようか」
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(テスト前に全く勉強しておらず、オール赤点を取ってきた生徒)
水原「また派手に赤点取ってきたねー!今回は勉強してなかったの?」
生徒「あー、はい。まあ、そうっすね」
水原「そっかー。人間だから、どうしてもやる気の出ない時もあるよね。そしたらテスト前は何してたの?」
生徒「ゲームしてました。△△っていう」
水原「ずっと?」
生徒「はい」
水原「どれくらいやってたの?」
生徒「えー、1日5時間ぐらい…?」
水原「5時間!?すご!!集中力半端ないわ…結構進んだんじゃない?」
生徒「そうですねー。国内ランキングには入りました」
水原「まじかー。テストの成績と取り替えたいね笑」
生徒「はい笑笑」
水原「じゃあテストの成績をゲームの成績に近づけるよう、これから一緒に頑張ろうか。それだけ集中力があれば、勉強も必ずできるようになるよ。暗記が得意って言ってたから、次の授業までに少しずつやって、授業でテストしようか」
生徒「わかりました」
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(勉強したのに、テストの点が思うより取れなかった生徒)
生徒「勉強嫌いだし、私、頭悪いからやっても無駄だと思うんですよね」
水原「勉強嫌いで、頭悪いからやっても無駄、だと思うのね。私はそう思わないけどなー」
生徒「えー?だってテストの点めちゃくちゃ悪いですよ。全然覚えられないし」
水原「んー、確かにまだ結果は出てないかもね。でも、■■ちゃんは授業中によく質問してくれるし、すごく細かいところも気づくよね。小さなことでも引っかかるのってすごく大事よ。ノートだって綺麗に取ってるし」
生徒「そうですかねぇ…。でも勉強するのほんと嫌いなんですよね」
水原「嫌いなものがあるのは仕方ないね…。人間なんでも好きになれる訳じゃないから。でも■■ちゃんは『勉強はやらなきゃいけないものだ』ってわかって、勉強してるでしょ。嫌いなものなのに、ちゃんと向きあって取り組めるってすんごい大事。大人でもなかなかできないことだよ~」
生徒「どうしたらテストで点取れるようになりますか…?」
水原「良い質問だね!笑じゃあ今回のテストをしっかり見直してみようか」


はい。長くなりましたが、お分かりいただけましたでしょうか。
接し方のポイントをまとめていきます↓

☆接し方のポイント☆


①お子さまのことを肯定する
ゲーム、スマホ、やる気がないこと。テストの点数が悪いこと。つい、否定してしまいがちです。しかし、否定されると誰しも反抗したくなるもの。特に、思春期・反抗期のころだとなおさらです。
自分でも「やらなきゃ」と思っていて出来ていなかったり、「このままじゃまずいかも」と感じていたりしますから、それをずばり言われると面白くないと感じてしまいます。
まず一呼吸おいて頭に上った血を冷ましてから、お子さまがやっていることをそのまま見つめてみましょう。それから
・本人が何を考えているのか
・その行動をしたきっかけは何か
を聞き出すようにしてみてください。話しているうちに、色々なことが見えてくるかもしれません。

②具体的な行動に繋げる
 お子さまの話、状況を聞いて「終わり」では行動に変化は起きません。勉強に限らず、自分で考え、行動する力を身につけていく必要があります。
 しかし、「じゃあ次回は改善しようね」と言われても、どうすれば良いのか分かりませんよね?そこで、
・次の目標設定をする
・お子さまがクリアできそうな小さめの課題(ハードル)を設定する
この2点を意識してみてください。「テストで80点取る!」では具体的に何をすれば良いのか分かりません。そして、普段の点数が20点前後の場合、いきなり80点を取ることは至難の業です。
「1日15分、学校のワークの計算問題をやる」
「英語の教科書を1日1ページ声に出して読む」
といったように、勉強というタスクを細分化しましょう。出来ることから積み重ねていくことが大切です。

③継続できるように、定期的にチェックする
人間、締め切りがないものは後回しにするものです。もっと言えば、そもそもやりません。上司から、
「この仕事、いつでもいいからやっといて」
と言われる場合と、
「この仕事、来週の金曜日までにやっといて。あ、その前に一旦中間報告欲しいな。来週の水曜日に報告してもらえる?」
と言われた場合、取り組み始めるのがどっちかは明白ですよね。
お子さまの勉強も同様です。保護者の方もお忙しいので、すべてを毎日チェックすることは出来ません。しかし、1週間に1度ぐらいはチェックしたり、お子さまと話したりしましょう。最近では予定共有できるアプリなどもありますから、そういったツールを活用することもできますね。
「どうしても保護者が見るのは難しい…」という場合は、家庭教師・塾といった第三者サービスを利用するのが効果的かもしれません。

「子どもの〇〇〇〇になろう!」のこたえ

ずばり、「子どもの松岡修造になろう!」です!!!!
あの、熱い男で有名な松岡修造さんです笑
オフィシャルHP、ぜひご覧ください。

松岡修造さんは指導者として絶対に否定的な言葉を吐かず、全力で励まし、本気で向かい合う姿勢が大変かっこいいです。

どんな小さいことでも認め、褒めてあげてください。そして、前向きに捉えて、次のステップに進めるよう、一緒に頑張りましょう!

ご覧いただいてありがとうございました!








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