みなさんは「市場調査」という言葉を聞いたことがありますか?
市場調査というのは、商品やサービスを販売するときに、そのターゲットのことや売り場のこと、ライバル商品のことなど、あらゆる情報を収集し、分析することをさします。
もしお店を出店するのであれば、その周辺の地域のこと、系統の似ているお店を調べることも市場調査にあたります。
ここでは「商品」の場合を中心にお話していきます。
※あくまでもrei companyの経験・考えによるものです。ご参考程度に一例としてお読みください。
まずは調べてわかることをまとめましょう
市場調査といっても「何をしたらよいのかわからない」という場合は、まず調べることから始めましょう。
参入したい市場の、すでに販売されている商品について調べていきます。
ライバルとなりそうな商品のスペック・価格・販売年など、細かい情報を調べていきます。
インターネットの場合、どの情報が正しいかの見極めが必要ではありますが、調べてわかることについてはしっかり調べておきましょう。
【例】
・その市場にはどんな商品が販売されている?
・ライバルの商品にはどんな機能がある?
・ライバルの商品の強みはなに?弱みはなに?
・自分の商品が勝てる部分はどこ?
この時にスペックの比較ができるよう表にまとめておくと、強みや弱みがわかりやすくて便利です。
もちろん可能であれば実際の商品を見たり、使ってみたりしながら、使用感や食品であれば味など、細かい部分まで見ていくことが重要です。
売り場を見てみましょう
みなさんの担当される商品やサービスは、どんなところで販売を予定していますか?
・実店舗でしょうか?
・大型のショッピングモールの一角でしょうか?
・コンビニでしょうか?
・通販サイトのみの販売でしょうか?
実店舗やショッピングモールなど行ける店舗であれば、実際に足を運んでみましょう。
【例】
・どんなお客さんがいるか。
・取扱の商品にはどんなものがあるか。
・値段はいくらぐらいのものが多いか。
・どんなパッケージのものが目立つか。
見るべきところはたくさんあります。
実際に買い物をする視点で、店内を見ることが大切です。
ユーザー(消費者)の声を聞きましょう
スペックの比較や、売り場の様子がわかれば、次はユーザー(実際に商品やサービスを購入してくれる人)の声を集めていきましょう。
インターネット上の声を集めたり、実際にユーザーの方と話をしたり、アンケートをとったり・・・と様々な方法があります。
・商品の気に入っている点
・商品の不満な点
・いつから使用しているか
など細かくユーザーの意見を集めていきます。
特に「不満な点」というのは、商品開発に大きく役立つことなので、小さな不満でも意見を聞くことが大切です。
簡単ではありますが、市場調査についてまとめてみました。
市場調査にはたくさんの方法があって、どれが正解ということもありません。
新しく商品を販売するときや、お店を出店するときなど、市場調査に挑戦してみると、きっと役立つ情報が得られると思います。
また少しずつ、マーケティングに関することも書いていきたいと思います。
それでは今回はここまで*
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