仕事柄、とても「ダメだし」をすることが多いです。
演出家は、例えば作品や、広告であれば商品の本質を把握して物語を創造し
トーン&マナーを構築していきます。
なのでトーン&マナーから反れていると、全体のバランスを崩してしまうので
調整が必要になってきますので、パフォーマーに「お願い」をすることが仕事です。
それを多くの方が勘違いをします。
「指示を出す」ことで自分が偉いと勘違いして、とても横柄な言い方をする人がいます。
正直に言いますが、日頃温厚な僕ですがパワハラに関してはキレます。
ブチ切れます。
「パワハラ上司を追い詰めて泣かせるゆーり」で知られていました。
演出家は、偉いわけではありません。
もっといえば、社長も大統領であっても
「偉い」なんてありません。
ただの職業・職種です。
勘違いしてはいけません。
指示は「お願い」でなくてはなりません。
しっかりと意図を伝え、相互理解を構築する場です。
そのためには「何故、こうしなくてはならないのか?」をキチンと説明しなくてはなりません。
でたらめに「んー、違うんだよ」なんてCMディレクターみたいなことを(すみません、今ある特定の人物の顔が浮かんでいます)言ってはプロ失格です。
キチンと理由を説明して、理解を得る。それから一緒につくるもの。
これは僕がコンサルティングをするときでも同じです。
クライアントの話を聴く
すっごく聴く
職務の範疇を越えても聴く。
だって、そこにヒントがあるかもしれない。
じっくりと聴く。
ちゃんと聴いていけば、相手の「想い」を理解すれば、
頭ごなしの指示なんて出せるはずがありません。
それを「こうしろ」なんてアドバイスを投げていては、相手の想いを理解しているとは言えません。
しっかりと知る。ちゃんと向き合う。
平等な視線をもつ。
それがゆーりママのスタイルです。