もったいないこと

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「もったいない」

そう感じることがあります。
例えば、テレビやネットの芸能ニュース。
あったこともない人の不倫をずっと叩き続けるのもエネルギーが要ります。

その時間があれば、さまざまなことができるのに。
「奥さんが可哀そう!」って叩き続けることで旦那は仕事を失くしていって家計に響いて、結果として奥さんも大変になるんですけどね。

「謝罪しろ」って、あなた誰?ですし。

それと、誰かに何かを訪ねておいて否定する人。
誰かのその意見に対して「えー、そんなのないですよー」とか「○○さんはこう言っていましたよ」とか。
えっ、その人の意見が欲しかったんじゃないの?
その人、二度とあなたに何も言いませんよ?
それって、もったいなくないですか?

そうしたことは、意外と多いものです。
例えば営業の人などがやりがちなのですが「この機械を導入したら、こんなに効率良く便利になるんですよー」とアピールするのに上手く契約に結び付けない。
「こうすれば良いんですよ」
とても操作は簡単。それまで複雑だった作業もすぐに終わるし、体の負担も軽くなる。でも聞いている人はどんどん不機嫌になっていく。
結果、契約には至らず
「今度また連絡する」となります。「今度」など二度と訪れません。
何が悪かったのでしょう。
それは、そのつもりが無くても「反論」のようなことをしていたのです。
「こうすれば良い」と、その人が「これまで積み上げてきた経験」を踏みにじっているのです。全否定していると言ってもいいです。

それは怒ります。

どんなに良い商品でも、そんな進め方ではいけません。
ずっと長年連れ添った奥さんの前で、若くて美人の女の子をあてがって絶賛しているようなものです。

ほんと、そうじゃないんですよ。
もったいない。
では、どうすればいいんでしょう?

答えは「愛情」の物語を構築するのです。
人は、物語にすると聴くことができます。

「江戸中期の地方に存在した代官による悪政が・・・」と言うより、水戸黄門を観た方が理解できます。
それから、人は「誰かの為」という物語が好きです。
「この機械」が水戸黄門です。悪代官は「手間とか負担」
悪代官に苦しめられていた農家の老夫婦を救う物語にすれば、聴きやすくなるのでしようね。

知らず知らずのうちにしていた「もったいない」
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