~宇宙の法則・引き寄せの法則~
前回からの続きになります。
ルール縛りに気がつくのは、
基本的に
『イヤな気分を感じる時』
です。
例えば、
「薬は時間通りにのむ」○
というルールがあった場合、
薬をのみ忘れてしまった時、
「薬を時間通りにのまない」✕
で、イヤな気持ちになります。そして、
『忘れた私はダメなやつだ』
『ちゃんとのめないから治らないんだ』
と、自分を責めてしまうことがあります。
しかし、
ちょっと待ってください。
ひょっとしてこの声、
ご自身の声だと思っていませんでしたか?
実はこの声、あなたの声じゃなかったんです!
え? じゃあ一体誰の声なの!?
正体は、あなたが作り出した、
あなたをより安全に生かすための、ホメオスタシスの化身の声です。
何かにチャレンジしてみたくなった時、
何かが欲しいと思った時、
『そんなの無理だよ』
『似合わないからやめときなよ』
と、否定的に聞こえてくる声は、昨日までと同じように安全に生き、変化を恐れるホメオスタシスの囁きだったのです。
本当のあなたは、ありのままで素晴らしいのです。
ルールが守れるか守れないかなんて関係ないのです。
そもそもルールを作ったのも、あなたが取り込んだデータを元にしたホメオスタシスです。
私の考えでは、ホメオスタシスとありのままの自分の間に、思考する私がいるという、頭の中に3人の人がいるイメージです。
多くの場合、集合意識やたくさんの情報に触れて、これまでに作ってきたルールがたくさんあるため、ホメオスタシスの声が大きくなっていて、ありのままの自分の声が聞き取りづらかったり、あるいはありのままの本当の自分の声に気付いていても、知らず知らずにホメオスタシスの声を採用してしまっています。
そうだとすれば、思考の80%がネガティブであることも頷けると思いませんか?
さあ、カラクリが分かったところで、
意識的な思考習慣で
「認めて」「許して」「受け入れて」
ルールを外していきましょう。
薬がのめなくて、ホメオスタシスの否定的な声に落ち込んだ時も、
「のめなかったことに落ち込んでいるんだよね」
「責めなくていいんだよ。大丈夫だよ」
「ルールが守れても守れなくても、素晴らしいこと、分かっているよ」
と、頭の中で声をかけてあげてください。
『無理だよ、似合わないよ』と聞こえてきても、
「これをやってみたい、欲しいと思っているんだね」
「なんでも思っていいんだよ。頭の中なんだもの、何を思ってもいいんだよ」
「その望みが、もしかして叶っちゃってもいいよね」
という風に。
例えば、
他人を「許せない!」と思った時、
『許す』○ 『許せない』✕
とした場合、
許すことが出来ない自分は✕でマイナスですが、
そんな自分を認めて、許して、受け入れてあげることで、許せない自分のまま、プラスまでいかなくとも、0地点に引き上げてあげることが出来ます。
着地点は「前向きな思考」ではなく、
今より
「ホッと(安心)する」「気分がいい」
と感じるところです。
頭の中のありのままの自分の声と、ホメオスタシスの声に、よ~く耳を傾けて、会話をすることを意識してみてください。
続けてみてもらえたら、確実に変化を感じていただけると思います。
2022.1.24Facebook投稿より