雑談:タロット占いは誰が引いても同じでは?

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タロットカードを使う占いは一見するとカードを混ぜて引くだけなので、意味さえ知っていれば自分が引いても誰が引いても同じものではないですか?
とよくご質問を受けます。

タロットカードの意味についてはたくさんの教本が出ておりある程度勉強をなされば確かに意味を知りことは可能です。
また、カードを引いて意味を確認するという行為だけで言えばもちろんどなたが引いても同じです。

ではあえてお金を払い、鑑定師に占いを依頼すべき理由はなんでしょうか。

一番の大きな理由としては「無意識」状態になれる方がいないからです。
無意識とは=潜在意識です。
人間の意識は顕在意識(暑い、楽しい、好き、明日は何をしようなど自覚のある思考)と潜在意識(自覚のない思考)にわかれています。
この比率は顕在意識が1割、潜在意識が9割と言われています。
人間の脳はほとんどの力を発揮していないというお話を聞いたことはありませんか?
また、引き寄せの法則など意識が行動に影響を与えることについては様々な角度から論じられていると思います。

タロットカードを引くことは、この潜在意識に答えを問う作業となります。
(タロット占いは「この世に偶然は無く、全て必然である」という考えが基本となっています。)

例えば昔の友人のことを考えた数日後にその友人から連絡が来たり、あるものを欲しいと思った直後にその商品が割引セールされているのを見つけたりといった経験をしたことはありませんか?
これは、心理学者カール・ユングによって有名になった言葉でいわゆる「シンクロニシティ」と呼ばれる現象であり、引き寄せの法則や、潜在意識の作用と同じことを論じています。
シンクロニシティとは、思考や現状と現実が連動するような偶然の出来事が人生に起きるという現象のことで、それがあなたにとって意味のあることだったり、人生の助けになったりします。

つまり、友人から連絡が来る前にその友人のことを考えたように、割引セールを見つける前にその商品が欲しいと思ったように、現実に起こる事柄に対して、偶然だと思っていても私たちは何かしらのサインを感じる能力があります。

しかしほとんどの方はこの無意識状態に自分の意思でなることはできません。
例えばお寺などでの瞑想を想像していただくとわかりやすいですが、
頭から思考を追い出して無になりましょうと言われても、つい何かしらの思考をしてしまうものですよね。
意識的に無意識になることは思う以上にむずかしいことです。

始めの話に戻りますが、タロット占いを鑑定師に依頼するべき理由はここにあります。
しっかりと訓練を積んだり、元々その能力を持つ方は無意識になることを自分の意思でコントロールできるため、正しいカードを引く制度を上げることが可能です。

さらには引いたカードには様々な意味があり、基本的な意味はもちろん同じなのですが、読み手の経験値や性格、占いの世界以外の知識により読み取りに大きな差が出ることでもあります。

長くなってきたので、このお話はまた近日中に。
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