「頑張ってきたね」の一言で救われる女性は多い

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恋愛や夫婦関係のご相談で、お相手が
「自分の努力をちっともわかってくれない。むしろ私が自分勝手だと批判してくる!」

と怒りを感じていらっしゃる方は少なくありません。

ご事情を詳しく聞いてみると、怒っている理由が男女によって異なるケースが多いように感じます。

【男性の場合】

オレはこれだけ頑張って結果を出しているのに、妻(彼女)はその価値をちっともわかっていない!

【女性の場合】


私は仕事でも家庭でも頑張ってきたのに、彼氏(夫)はこれまでの努力をちっともわかってくれない!


このように、ほんの些細な言い方の違いですが、そこには満たされない感情の原因が違うことが伝わってきます。

男性の場合、頑張って結果を出したことを褒めてほしい。

という結果への承認が得られないことへの落胆、悲しみ。

女性の場合、頑張って努力してきた過程を認めて欲しい、

という欲求が満たされい悲しみと孤独を感じます。

会社などの組織は縦社会であり、論理で動くので、過程よりも結果を重視する傾向があります。

そのため、男性は頑張っていることは当たり前、結果を出せてはじめて一人前、という前提がある方が多いように感じます。

そのため、頑張っている態度自体を褒めて欲しいなんて、女は子供っぽくて甘い!と感じてしまうかもしれません。

しかし、女性の社会進出が進んだ今、女性も結果を出すこと、責任を持つことへの価値を理解しています。

それでも頑張っていることをわかって欲しいと思う女性の気持ちの背景に気づいてくれる男性が増えれば、

男女のすれ違いやいさかいが少なくなるかもれません。

今の社会では、男女平等といっても、まだまだ表向きです。

職場の管理職には男性が圧倒的に多いですし、日本では女性が家事や育児をするもの、という圧力も強力です。

そんな中、現代の女性達は、仕事も家事も育児も・・と、沢山の責任を常に抱えながら気力と体力の限界まで頑張っている方が多いのです。

もちろん、男性も仕事に家事に・・と毎日プレッシャーを抱えながら、生活のため、家族のために頑張っていらっしゃいます。

しかし、環境面でいうと、やはり女性への風当たりは強く、ビジネスのシーンなどでは、これだから女は・・という見方でミスを指摘されたり、

甘く見られることはまだまだあるようです。

さらに夫からは、家事をやって欲しいのに、仕事ばかりしていて自己中という、勝手な見方を押し付けらるケースも。

そんなことが続くと、

仕事で頑張っても、誰も認めてくれない。
家で頑張っても、誰も認めてくれない。

と、自分が頑張れば頑張るほど、歯車が狂っていくような
もどかしい気持ちになってしまいます。

私は現代の日本で、女性に真っ先にかけてあげる言葉は、

いつも頑張ってるね。ありがとう。君のおかげで助かってるよ。

この言葉だと思います。

これだけで、自分の行動は正しかったのだ、と素直に思えるからです。

女性が前に出ていくこと自体がナマイキ、と思われやすい空気は
感覚が敏感な女性達ほど、日々感じていることです。



もう頑張らなくてもいいよ、という言葉も優しさです。

それと同じ位、頑張ってもいいんだよ、と伝えてあげることも優しさだと思います。

女性がパワフルに活躍できる社会になれば、男性ももっと肩の力を抜いて、自分らしく生きることができるようになると思います。

結果を出したあなたはすごい!
頑張ってきたあなたもすごい!

結果も過程も、ありのままに受け止める・・そんな包容力が、ストレス社会で頑張る男性にも女性にも、必要ではないでしょうか。













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