2月3日は節分 〜鬼に関する豆知識〜

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もうすぐ節分です。

節分とは『季節』を『分ける』ことを意味している二十四節気の『立春』となる2月4日の前日を指し、炒り大豆を撒く習慣があります。

さて、その豆まきには何故鬼が出てくるのでしょう?

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一番メジャーなのは赤鬼のお面ですが、一応、鬼のお面には赤鬼、青鬼、黄鬼、緑鬼、黒鬼と5色の鬼のお面があります。中でも小さな子供が作るお面は、色とりどりで手作りの風合いがバラエティーに飛んでいて可愛いものですね。

その5色の鬼には仏教の仏陀の五蓋(ごがい)という瞑想修行を邪魔する5つの煩悩という意味があり、それらの煩悩を取り払って心を穏やかに過ごしましょうという意味があったのですね。

赤鬼は欲望を表す貪欲(とんよく)、青鬼は憎しみや怒りを表す、瞋恚(しんに)、黄鬼は後悔を表す掉挙(じょうこ)、緑鬼は心の活力が衰えやる気を失う惛沈(こんちん)、黒鬼は疑心や愚痴を示す疑(ぎ)を意味しています。

そして、鬼のパンツはなぜ虎の模様なのでしょうか?今年は寅年ですが、鬼のパンツは干支に関係なく毎年虎の柄です。鬼の出入りする方角を『鬼門』(きもん)と言いますが、北東の方角を指しているそうです。

十二支による方角を調べると北東は『丑』(うし)『寅』(とら)の丁度両方の中央を指しています。牛の角に寅柄のパンツの鬼の由来はそういうところから来ていたのですね!
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ご家庭や職場で豆まきをされる方もいらっしゃると思いますが、上記雑学が何かのお役に立てれば嬉しいです。今年もたくさんの福が来ますように!









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