薬物依存症でお悩みの方、ご相談お受けします

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コラム

かつて「薬物依存症」のアディストだった私が断薬の支援をします。



サービス内容
かつて、私自身が精神安定剤の「薬物依存症」のアディストだったことがあって、約半年間、依存症患者専門の精神病院の閉鎖病棟に入院したことがあります。精神安定剤を服用しはじめたキッカケは、ストレス過多による「うつ病」でした。

入院前は複数の精神科をハシゴ(重複受診)を繰り返し、1日におよぞ100錠くらいの「抗うつ薬」「抗不安薬」「睡眠導入剤」「向精神薬」を、アルコールと一緒に、無茶苦茶な飲み方をしていて、四六時中、酩酊状態が続き、日常生活がまともに出来なくなって、精神病院への入院を余儀なくされました。

入院当初は「保護室」(リカバリールーム)という、トイレと布団しかない鍵のかかった部屋に隔離され、薬の効果が抜けるのを待ちます。半減期を過ぎ、脳が薬を欲するようになると、「離脱症状」が起き、強い不安感、渇望感、怒りやイライラなどの症状が現れます。

入院前は、そうなる前に好き放題、薬を飲んでいましたから離脱症状は回避できてたのですが、病院での服薬管理は看護師が行いますので、当然、自分勝手に服用できません。

そうなると何が起きてくるのかというと、離脱症状がますます強くなり、幻覚・幻聴・妄想・全身の震え・多汗・恐怖感・興奮などの症状が現れます。いわゆる「禁断症状」と言われるものです。

その苦しみは筆舌に尽くしがたく、壁一面に光った蛆虫の幻覚が見えたり、誰かヒソヒソと自分の悪口を言ってる幻聴が聞こえたり、警察や悪魔が殺しに来るといった被害妄想に苛まれたり、不随意に全身がぶるぶる震え、全身汗だくになり、凄まじい恐怖感に襲われ、強い興奮状態に陥りました。まさに地獄のような経験をしました。

私は、その保護室で完全に薬の効果が消えるまで、2週間、隔離されていました。2週間後、離脱症状が治まり、4人部屋に移りました。同部屋の他の患者は、全員アルコール依存症の方でした。

精神安定剤は、診療報酬科目では「麻薬・毒薬」と書いてあり、コカイン、マリファナ、LSD、アンフェタミン、フェロインなどの覚せい剤や、大麻、あへん、他、違法薬物と同様の効能があり、飲み方を誤れば、脳に深刻なダメージを与え、依存性が強く、肝臓機能にも悪影響を及ぼします。

入院中は、看護師が服薬管理をするので勝手な飲み方は出来なくて済んだのですが、退院後、服薬管理は自分でしなければならなくなったときからは、自分の心の葛藤にぶち当たり、常に再発との戦いでした。

精神医学では、依存症は「回復」はするが、
「完治」はしないと言われています。

一気に薬の服用をやめると、「離脱症状」で大変苦しい思いをします。なので、少しづつ自分の精神状態と相談しながら、医師の判断で「減薬」に取り組み、焦らずじっくりと、無理なく「断薬」に向けて取り組むことが大切です。

私は完全に「断薬」するまで1年半かかりました。その間は、自分の心のトレーニングや、自助グループNA(ナルコティクス・アノニマス)に参加したりして、同じ依存症で悩んでいる仲間たちと苦しみを共有しながら、苦しいことは我慢せず、苦しい時は「苦しい」と口にして、そのフラストレーションを吐き出すことが大切だと、実体験の中から心底そう思いました。

依存症の苦しみは、
依存症患者、またはその回復者でないと理解できません。

私は断薬してから、もうかれこれ8年くらいになりますが、やはり自分の精神状態がネガティブになっている時などは、若干、薬のことを思い浮かべてしまうこともあります。

しかし、私には「二度と精神病院の閉鎖病棟での地獄のような経験はしたくない」という決意がありますから、再発することはありません。

今現在、薬物依存症で苦悩に苛まれておられる方がいらっしゃいましたら、どうぞ、私にご相談ください。同じアディストとして、またスポンサーとして、気持ちを共有し、あなたが断薬に向けて克服を果たせるよう、誠心誠意で応援します。

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