抽象と具体

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 当サービスを開始して150件以上の小論文を添削してきました。今日はその中で感じていることを書きます。
 それは小論文を書く上で『施策の記載を重視している』ということです。小論文はどこが採点箇所になっているかを知る必要があります。もちろん原稿用紙を含む用紙の記述の仕方等も公務員はマニュアルや規律を重んじる組織なので採点の中に項目としては入っています。しかし、ここは配点としてはそこまで高くありません。
 配点として高い所は文章構成(結論⇒根拠⇒方法)です。根拠:背景や課題、方法:施策の記載です。そしてここで大事になるのが今回のタイトルに記載している『抽象と具体』です。抽象化とは砕いた言い方をすると大事なとこだけ抜き出して他はポイすること、つまり小論文で言えば本質的な課題の抽出にあたります。具体化はエピソードや数値データをもとに記載、つまり相手を説得していくものです。実際小論文を添削する中で具体化、つまり施策は大半の人が書けていますが、課題の抽出が浅いことが多いです。そしてこの課題の深堀りができていないと文章も浅く見えます。まずは下記のおすすめの書籍を読んでみてください。実践的なことはまたブログでご紹介していきます。
 この辺りのことをもっと知りたい方は一度おすすめの書籍として『メモの魔力』と『具体と抽象』を読まれるといいかなと思います。

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