エンジニア採用にLinkedinを活用すべき3つの理由

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ビジネス・マーケティング
はじめに
採用の手法としてLinkedinが良いと聞いたことがある、プロフィールを作ってはみたものの、よく使い方がわからない、、、そんな方もいらっしゃるのではないでしょうか?
実際に多くの企業様と話す機会がありますが、エンジニア採用に苦戦されている企業様は本当に多いです。そしてその企業のほとんどが、エージェントからの採用に頼ってしまっているように見受けられます。

私はこれまでエージェント側でエンジニア採用に携わってきましたので、エージェントからの採用が良くないとは言える立場ではありません。ただ企業として成長を続ける上で、エージェントに頼らず自社として採用力をつけていくことは重要だと考えています。

ではなぜエージェントからだと採用ができるのか?あくまで一つの理由ですが、それは母集団形成力も大きな要因だと思っております。
実はこれまで入社が決まったエンジニアの約9割が、Linkedinから集客した候補者といっても過言ではないです。

そこで今回は、なぜエンジニア採用にLinkedinがおすすめなのかその理由についてお伝えできればと思います。

ダイレクトリクルーティングの一手法であるLinkedin

ダイレクトリクルーティングという言葉が流行り始めてからやや時が過ぎ、エージェント頼みの採用から抜け出そうとがんばっている企業さんのお話をよく聞きます。
ですが、媒体に良いエンジニアがいなかったり、工数がかかったりで、結局のところエージェントからの採用が8割、という会社さんがかなり多いように感じます。

自社でエンジニアをスカウトするというのは、あくまでダイレクトリクルーティングの一手法でしかありません。とはいえまず母集団形成のためにはスカウトが必須です。採用したいミドル〜シニアのエンジニアで積極的に転職を考えている人は少ないので、求人広告からの応募は難易度がかなり高まっているからです。
エンジニアに特化したスカウト媒体もいくつか有名どころがありますが、やはりシニアなエンジニアの登録が少ないことが、企業にとっての大きな課題であることは明白です。

そんなときに、シニアなエンジニアにアプローチできる手法がLinkedinなのです。

なぜLinkedinがエンジニア採用におすすめなのか

エンジニア採用にLinkedinを活用すべき理由は、大きく分けると3つあると思っています。

①エンジニアの登録者数が多い
有名なエンジニア特化のスカウト媒体では、登録者数の数は4万人程度が平均的です。
これに対してLinkedinはというと、私調べにはなりますが日本在住のエンジニアで20万人程のユーザーがいます。これは日本にいるエンジニアの約5人に1人が登録している計算です。
いかに大きなプールにアプローチできるかお分かり頂けるのではないかと思います。
かつユーザーの多くがミドル〜シニアのエンジニアであり、未経験や第二新卒が多い媒体とは質の面でも大きく違うと言えます。

②スカウト媒体と同じような使い方が可能
とはいえLinkedinってあくまでSNSじゃないの?と思われる方もいるかと思います。確かにビジネスSNSという位置付けですが、実はスカウト媒体と同じような使い方が可能です。

その理由は大きく2つあり
1) スカウト媒体と同じレベルでエンジニアの詳しいプロフィールが見れる(ことが多い)
2) ダイレクトにメッセージが送れる
という点です。

1) について言うと、他のSNSと比較するとわかりやすいですが、Linkedinは基本実名で登録し、過去から現在までの在籍企業も公開されているという特徴があります。かつ役職やこれまで携わってきた業務内容、スキル(技術的なものも含め)も書かれているケースが多いです。
そのため他のスカウト媒体と同じように、自社が採用したい人にピンポイントでコンタクトをすることが可能です。

2) については、これは他のSNSとも同様ではありますが、Linkedinにもメッセージ機能があります。Linkedinのアプリ内でやり取りができるので非常に手軽にメッセージが送れるというのは大きなメリットです。一般的なスカウト媒体ですとログインしてその中でメッセージのやり取りをすることが多いですが、それに比べて手軽なので返信のハードルも低くなります。

③まだまだブルーオーシャン
私の知る限り、事業会社さんでLinkedinを使いこなしているところは多くないと思います。エージェントは使っている会社もかなりあるように見受けますが、やはりエンジニアもエージェントではなく企業から直接連絡をもらった方がより返信する可能性としては高くなります。
今後Linkedinを使ってスカウトする企業も増えてくると予想しますが、とはいえ現段階ではまだまだブルーオーシャンと言えそうです。

よく聞かれる懸念点

Linkedinを採用に使ってみたいものの、まだまだよく分からない、、という方も多いと思います。
そこで皆様からよく頂くご質問・懸念点についてお答えしていけたらと思います。

①転職したい人ばかりじゃないので無駄打ちになるのでは?
確かに転職したい人ばかりではないのは事実です。ですが最近特にエンジニア界隈ですと、そもそも積極的に転職活動をしている人は少ないと言っていいでしょう。それよりも、今の会社にそこまでの不満はないものの、良い機会があれば検討したいという方が非常に多いです。
もちろん、いきなり面接に来てくださいというのはなかなか難しいですが、例えばセミナーや勉強会、カジュアル面談等、しっかりとステップを踏めば選考に進んでもらえる可能性は十分にあります。

私もエージェントの立場で普段から多くのエンジニアにお会いしますが、積極的に転職をしている方は全体の10%ほどのイメージです。それでも多くの方がカジュアル面談に進んだり、中には選考に進まれる方もいらっしゃいます。
ここは採用をマーケティング・営業として考えて頂きたいポイントです。

②工数がどれくらいかかるかわからない
他のスカウト媒体でのスカウトと同様に、もちろん一定の労力はかかります。
工数に関しては他のスカウト媒体を使う時と概ね変わらないと考えてもらって良いかと思います。
ここについては私が提供しているサービスでアプローチの代行もさせて頂いていますので、まずはお気軽に情報交換からさせて下さい。

③エンジニアではなく人事から連絡してもいいのか?
確かにスカウトは何を送るかと同じくらい誰が送るかも重要です。
とはいえエンジニアじゃないとダメかというと決してそんなことはありません。実際エージェントの私が送ってもちゃんと返事は来ます。

Linkedinにおいて重要なのはプロフィールです。メッセージが送られてきたら必ずその人のプロフィールに飛びます。そこでしっかりとどのような会社でどのような人を探しているのか、ターゲットに対して訴求ができれば返信が来る可能性は十分に高いです。

まずやるべきこととは?

では早速始めるためにどこからスタートすべきなの?と思う方もいらっしゃるかと思います。
自社で採用したいターゲットがすでに明確であることが前提ですが、まずやるべきことは2つあり

①ターゲットに対して訴求ができるプロフィールを作成し
②どのようにアプローチをするのか(訴求内容、出口戦略)を考える

ことです。
あとは泥臭くアプローチを進めていくような形です。

とはいえ自社の魅力をしっかり整理しターゲットに対して訴求できるプロフィールを作ることは簡単なことではなく、またアプローチの工数もかけられないという方もいらっしゃると思います。
そんな企業様に、プロフィール作成からアプローチ設計、実際のアプローチまでまるっと代行させて頂きます。
まずはお気軽にメッセージでご相談をお待ちしております。
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