こんにちは。
私には敬愛すべき女性がたくさんいます。
それは身の回りの女性であったり著名人であったりと様々ですが、どの方もそれぞれに唯一無二の輝きを持っていらっしゃって、いつも多くのことを学ばせてくれます(^^)
その内の一人から受けた言葉でとても印象的なものがあります。
"男は「自分とは何者であるかをを知るために」旅に出て、女は「自分の知っていることの真理を得るために」旅に出る"
男女の生き方についての一文です。
特に面白いのは、女性はすでに旅に出る前から自分が何者なのかをすでに知っているということです(^^)
幼いころから自分が何を欲しがり何を嫌がるのか、その「心の内」をよく知っている女性は周りの評価なんかよりもずっと「自分の気持ち」にこそ価値があるのだと知っています。
嬉しいこと、楽しいこと、可愛いと感じること、美味しいと感じること。
それらで世界観を作り上げる能力を、女性は生まれながらにして持っているのでしょうね。
客観性が女性より強い男性にとっては、誰かの「それはダメ」「それでよし」の言葉・評価がなければ世界観が完結しません。
主観で物事を白黒つけられる女性の言葉こそ、ある意味男性の世界観に必要な "最後のワンピース" なのかもしれません。
そんな女性が旅に出る目的というのが「真理を得るため」だというのですから、余計に面白いなと思います(^^)
自分の知っていること。
嬉しいことや悲しいこと、求めているすべてのこと。
それらが本当に欲していることなのかどうなのかという「真実」を見つけ出すために私たちは旅に出る。
「これは本当に私に必要なものだったのかな?」
「私が本当に欲しかったものってこれだったのかな?」
「私はなにを求めていたのかな?」
抽象的だととても壮大で哲学的にも感じられますが、私はこれとよく似た言葉をよく耳にします。
「私は本当のところ彼とどうなりたいのかな・・・」
「私は本当に結婚したいと思っているのかな・・・」
「私はなにを彼に求めているのかな・・・」
恋愛では特にこういう気持ちが剝き出しになります。
そして自問自答を繰り返します。
求める恋愛の形ってみんなそれぞれに違うから、断言できるただ一つの正解なんて存在しませんよね。
答えは自分の中からしか生まれません。
自意識が強い女性にとって、その答えを導き出すことはある意味人生の大きなテーマの一つなのかもしれません。
あなたが恋愛に、結婚に、出産に求めているものって何なのでしょう。
それらは本当にあなたが求めているものでしょうか?
もしかするとその答えを結婚生活や子育ての中から導き出す女性もいるかもしれません。
だからもしチャンスがあるのであればそれを経験してみることも一つの手だと、前述の女性はおっしゃっていました。
けれどそれは「してみるのもいいこと」というだけであって、「しなきゃいけないこと」ではない。
結婚や出産をマストだと捉えていれば、さらにあなたの欲しているものはかすんで見えなくなってしまうかもしれません。
女性は母になると世界中の誰よりもわが子が可愛くなります。
自身の中にある母性愛のすべてはわが子に注がれていきます。
それは見る人からすれば「我田引水」だと捉えられてしまうかもしれない。
けれど母にならない選択をした女性にはその偏りはなく、自身の中にある母性愛は惜しみなく社会に注がれていきます。
それは確かに母のような揺るがぬ愛とはいかないかもしれないけれど、その時々で生み出された「真理」が誰かの道しるべになったり勇気に変わったりします。
だれかを救うことだって、あるかもしれません(^^)
それくらい女性の持つ力って大きくて力強いものだと私は思っています。