こんにちは。
何の根拠もない自信で行動すると、たいていは同じ失敗を繰り返す羽目になります。
「次はなんかいけそうな気がする!」と、たしかにその時点では本心から思っています。
不思議と。
それなりの根拠があってそう思っているんですよね。
けれどそれも、時間が経って思い返せば「いやどこにそんな根拠あったん?」というものばかりだったりします(^-^;
その時にはもうすでに感情も消え去って、冷静に客観視できるようになっているからそう思えるようになっているんですよね。
つまり当時の確信は、たいていが錯覚だったりするんです。
そしてその錯覚は、している間はとても気持ちが良いものです。
たとえ失敗続きの過去だったとしても、
話が分かる関係になって意気投合し合う仲になれば、今度こそいけるんじゃないかと思わせる何かを感じてしまうんです。
それが錯覚だったかどうかなんてその時には分かりようもありません。
分からないからフワフワ揺れて、心地の良い方へ流されてしまいます。
そしてまた同じ失敗を繰り返します(^-^;
繰り返しながら後悔するんですよね。
「何してるんだろう・・・」と自分を責め始めてしまうんです。
そういう負のループからは早い段階で抜け出したいですよね(^^)
抜け出すためには、まず「流されにくい自分」を作っておく必要があります。
周りを変えることは出来ません。
「流れろ~流れろ~」と誘惑してくる周りの声を止めることなんかできないんです。
なら「いや自分流されないんで」というスタンスを作ればいいんです。
自分が変われば周りも変わります(^^)
歴史は繰り返すというけれど、人の意識が変われば繰り返さない歴史を作り出すことは出来ます。
お昼に食べた定食が激マズだったら、次からは「あそこの定食屋にはもう行かん!」という掟を自分の中に作り上げます。
「いや、今日はもしかしたら美味しくなってるかも・・・」なんてフワフワ流されるから、またマズい思いをして「やってしまったー」と嘆くんです。
お店なんて他にもたくさんあるんです(^^)
その中から美味しいお店を見つければいいだけの話なんです。
間違っても「行き慣れてるお店の方が入りやすい・・・」とか思っちゃいけないんです(^-^;
もしかしたら、地道に我慢すればいつか自分好みの味にそのお店が変わってくれるかもしれません。
けれどいつまで経っても変わらないかもしれない・・・
そんな曖昧な未来を、あなたは待ち続けることが出来るでしょうか?
人生はそんな悠長に構えていていいほどあまり余ってはいないと私は思います。
どうしてもそこのお店が良いのなら、そのお店をプロデュースするとこまで突き詰めてみる。
やるならとことんやるまでです。
それが「そのお店にこだわる覚悟」だと思います。
人も同じです。
基本、一度ダメだったものは次もダメになりやすいです。
それでももう一度とことんやってやると覚悟を決めたなら、土台から作り直す勢いでやってみるのも一つの手だと思います。
そして次へ進むにしてもとことんやり抜くにしても、一度こうだと決めた決断は鉄の掟として守り抜くことが大切だと思います。
ちょっと時間が経つと、やっぱり考え直した方がいいんじゃないかとか、
やっぱり挑戦してみてもいいんじゃないのかとか、過去の決断を覆してしまいやすいんです。
これが何度も同じ失敗をする人の特徴です(^-^;
一度決めたことは守り抜かなければなりませんね。