新しい占術法

ご無沙汰しております。

1か月ほどブログをお休みしておりまして、

最初の2週間はネタ切れ。

後の2週間はタイトルの通り、新しい占術法の勉強に時間を使っておりました。

その名は断易。

画像は勉強のために買った本。

お値段以上でした。

さて、どうして断易に走ったのか、といいますと↓

福岡で行われたケルマデックさんの煙のワークショップに参加した際、コイン占いのセッションをしてもらったのですが、それがすごく良くて、なおかつかなり斬新に見えたんです。

手法としては断易という物だと思うのですが、コレは今から必要になる人が多い占術法だ！と、セッションしていただきながら思いました。

私もやりたい！

そう思ったのですが、参考になるデータは貰ったA4サイズの自分の鑑定結果のみ。

それを、どうしてこうなるのか、をとにかく理解したい！と思ったのです。

まずは、その鑑定結果に書かれている単語の意味をググり、コイン占いで分かることをググったり、四神の意味をググり、とにかくノートにまとめる→ある程度鑑定に必要そうなデータが集まったところで、画像データとして卦・爻を出すために必要なものを可能な限り少ないページでまとめる→印刷するという超絶地味な作業を繰り返しました。

その過程で、最初は触り程度だった知識が、デッサンでディティールを追うように少しずつ理解が深まり、多分こういう事なのかな？というぐらいにまで落ち着きました。

夜な夜な徹夜して朝五時まで作業したりしたので、ここ数日の生活リズムは狂いまくりですが・・・

(;^_^A

その過程で、知ってる人もいるのかもしれないけど、面白いことに気づいたのでここでシェアします。

コレは、十二支、五行、新暦、旧暦、二十四節季、十二運といった断易に必要なデータと、西洋占星術のサインと、新月満月を同時に閲覧できるようにしたものです。

満月は大体、月の6，7日目、新月は中旬に来ていて、所謂太陽星座の蟹座ならその入りは6月22日であるという事

また、二十四節季であれば6月21日が夏至であり、またそのあたりはふたご座の新月であるよ、ということが分かります。

何が言いたいかというと、占星術にしても、東洋の暦にしても、月がベースになっているよ、ってこと。（実際には月をベースにすると13月＋1日で一年になるのですが、そこらへんはブルームーンなどで補ってますが）

そして、十二支というのは、種から芽が生え、成長し、実がなって、更に枯れる・・・という植物の成り立ちを示したものであり、月の一つ一つに意味があるという事。

そして、日本の暦の古い読み方、例えば睦月なら家族一同が集まって睦つ月というように、やはりそれぞれに意味がある、という事。皐月なら田植えをするというように。

以前、別の講習会に出た時に、日本に新暦が入ってくるときに、それまで旧暦で働いてたのに、新暦になる際に実は2カ月分の給料が支払われなかったということが起きていたんだ、というのを人から聞いたことがあります。新暦と旧暦の間には約2か月間のタイムラグがあるので、無理やり1月にすることで本来払うべき2か月分の給料をカットした、という事です。

悲しみと怒りによって迎えられた暦だから、新暦を使って生活をしているとなぜか体調を崩したり、おかしくなったりする人が続出するんだ、ということも聞きました。

だから本来は新月と満月が神社に行くのにはいいと言われてるし、九星気学なんかをやられる方にはおなじみですが、それぞれの月が切り替わるのは大体満月とか新月の頃なんですよね。

そうでなくても女性の月経サイクルは基本28日で月とリンクしてますしね。

陰陽道とか、寺社仏閣のお祭りごととかはとにかく旧暦でやってたとこが大半なんですよね。高千穂町内の神社のいくらかは今でも旧暦でのお祭りにしてるところがあります。

月は占星術では潜在意識や無意識、心の拠り所を示すもの。

昔の人は、なぜだかわからないけど東西南北、月はそういうものだって思ってたのかもしれないですね。

日本だと、天照大神やスサノヲは古事記にたくさん出てきますが、月読だけはポッと出てあまり明確な記述がない謎の神様となっています。

が、そういう月の無意識の領域とか、潜在意識を示すためにもしそうしていたのだとしたら、1300年前に書かれていた＝そのころにはそういう概念がすでにあったという事ですから、昔の人ってすごいなぁ、って思います。

今、たくさんの人がコロナやいろんな不安、ストレスで体調や、心を病んでいると思います。そういう人達はまず、何かに動くのではなく、月に合わせて生活してみるのを意識してみるといいのかもしれません。

まずは、自分の生年月日と生まれた場所でホロスコープを作り、月星座を調べてみるとアナタにとってより安心して、豊かな人生を歩む手助けになるかもしれませんよ。

さて、件の断易、コイン占いですが、今月末に一度勉強会に参加した後、セッションとして組み込んでみようかな、と思っている最中です。

また興味がありましたら、おいおいサービス欄をのぞいてみてくださいね☆