うさぎ、うさぎ…

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こんにちは、うさぎは本当に十五夜をみて跳ねるのか気になって仕方がないワウちゃんです。
実際そんなバカなことはないとは思うのですが、昔から月にはうさぎと言われていますね。なんでだろう〜!
十五夜だった昨日、お月見団子を食べながらそんなどうでもいいことを考えていました。ほんと暇人すぎて困っちゃう🤣
YouTuberになれた暁には、一番最初の企画にしても面白いかもな、なんて考えたりもしていました。

ということで今日は、いつものどうでもいい日記より少し踏み込んで、ちょろっと調べてみました。

外部リンクは貼れないので、わたしが見たのはGoogle検索上位に出てきた「うさぎの心」というブログです、としかお伝えできないのですが、
月にうさぎが住んでいる、という最初の由来はインドの説教仏話「ジャーカタ神話」からきているそうです。
ジャーカタ神話は、ブッダの物語を集めたものらしく紀元前からあるものなのだとか!ロマン〜〜✨
それが仏教とともに日本にも伝わり、広まったということですね。

その神話には、うさぎに関してこんな逸話があるそうです👇


今は昔、天竺(インド)でうさぎ、キツネ、サルが一緒に暮らしていました。3匹は菩薩の道を行こうと毎日修行し、お互いを実の親や兄弟のように敬い合っていました。そんな3匹の様子を見ていた帝釈天(たいしゃくてん)という神様がその行いに感心し、本当に仏の心を持っているのか試そうと考えました。
そこで老人に変身して3匹のもとを訪ね、「貧しく身寄りもない自分を養ってほしい」といいます。3匹はその申し出を快く受け入れ、老人のために食べ物を探します。サルは木の実や果物を、キツネは魚をとってきました。
ところが、うさぎは山の中を懸命に探しても老人が食べるものを見つけることができません。うさぎは「野山は危険がいっぱいだ。このままでは食べ物が見つからないばかりか、自分は人や獣に捕まり食べられてしまう」と考えます。そしてある日、「食事を探してくるので火をおこしてほしい」といいました。サルとキツネが火をおこすと、うさぎは自分自身を食べてもらおうと火の中へ飛び込み、死んでしまいました。すると帝釈天は元の姿に戻り、うさぎの慈悲深い行動をすべての生き物に見せるため、その姿を月の中に映しました。

                          今昔物語集「三獣行菩薩道兎焼身語」

        出典:「うさぎが月に住んでいると言われるのはなぜ?月とうさぎの関係」より

いやあ、神話って本当に面白く、時に残酷、というか切ないというか…
よく考えられていますね。
個人的にはそこまでしなくてもいいのでは、と思ってしまうようなことなんですが、神様はその姿勢を高く評価されているみたいですね。
サルもキツネも十分慈悲深いと思うんだけどなあ🤔

なんてそんなのはどうでもよくて、どうやら今も月の中にいるのはこのうさぎだとされているらしく、うさぎのように見える月の表面の雲のようなものはうさぎが焼け死んだ時の煙だと言われているみたいです。

このお話ではうさぎは死んでしまいますが、各地に伝わる物語には別エンドが存在するみたいです。
なんでも、うさぎが飛び込んだ火は帝釈天が神通力でおこしたもので熱くなくうさぎは死ななかったというものや、焼け死んだうさぎを帝釈天が生き返らせたというもの。

まあ、いずれにせよ帝釈天強すぎwwwww


というめちゃくちゃ砕けた解釈ではありましたが、うさぎの疑問が解決してなにより!めでたし、めでたし。

ん、でもあれっ?!月をみて跳ねるのは違ううさぎなのでは…
いずれ解明したいですね😁


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