「Netflixアニメ『聖闘士星矢』ポリコレ問題」

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コラム

~アンドロメダ瞬の女性キャラクターへの性別変更について~



Netflixで「聖闘士星矢:Knight of the Zodiac」を観ました。

この作品は、かつて少年ジャンプで連載されていた、車田正美先生のマンガが原作で、闘いの女神であるアテナを守る「聖闘士」と呼ばれる少年たちの物語です。

このマンガも、かれこれ30年程前のマンガでして、当時10代だった私も、よく聖闘士星矢ごっこをして、「ペガサス流星拳」や「廬山昇龍覇」などを繰り出していたものです。w

そんなわけで、大好きだった聖闘士星矢がまた観られる、それも3DCGアニメで!と胸を高鳴らせて観ましたが、驚いたのはアンドロメダの瞬が女性になっていたことです。

最近、「ポリティカル・コレクトネス(ポリコレ)」と言って、この世界には多様な人々がいるんだから、映画やドラマの登場人物や設定もそれに則った形にするべきだ、みたいな考え方があります。

だから、例えば、「スパイダーマン」シリーズでも、ヒロインがラテン系だったり、主人公の親友がチャイナ系だったりするわけです。

そんな流れをこの作品もモロに受けてまして、従来は主人公たちは5人とも男の子だったのですが、今回のアニメでは、アンドロメダ瞬がポリコレの標的となってしまったのです。

私的には、まあ可愛いし、いいかなと思うんですが、熱烈な原作ファンは烈火の如くお怒りのようで…。

「女性的な男性キャラクターだからって安易に女性キャラに変更するなんて、馬鹿げてる」
「原作に対するリスペクトが感じられない」
などといった意見が寄せられているようです。

私もまあ、それは分かります。
アンドロメダ瞬というキャラクターは、女性っぽさの中にも男性の強さを秘めているキャラクターなんですよね。
ただピンクの聖衣を着てて、見た目が女性っぽいから女性キャラクターに変更しよう、なんてあまりにも安易と言えば安易だと思います。

最近、どんどんこのポリコレの動きが活発化していて、どんな映画やドラマにも、有色人種やLGBTQのキャラクターが登場するようになりました。

これもまあ、時世の流れと言えば、そうなんでしょうが、どうなんですかね?

何でもかんでもポリコレ重視ってなったら、逆に物語がつまらなくなってしまうような気がしますけどね。




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