コロナ下という難しい状況で就職・転職をされる皆さんへ

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水無月です。
ブログ2投稿目となりました。
今日のテーマは、コロナ下で就職や転職を目指している方に向けてお話をしようと思います。

 コロナウィルスは世界を一変させてしまいました。コロナによる経済活動の低下が始まる前までは、日本の就職活動は超売り手市場でした。新卒として仕事を探されている方や、転職を考えている方にとって、今は最悪期に近い状況が続いていると思います。

 仕事というものはどうしても時代の経済状況に大きく左右されます。ついていないなと思われる方やなぜ自分だけがこんな目に合うのだ。世の中不公平だと思われる方も多いと思います。本当にその通りだと思います。あえて言わせて頂くと、世の中は不公平なものなのです。人の力ではどうにもならない力で時代が動き、その時代に生きる人はその時はそこでもがくしかないのです。

 でも果たしてそれが永遠に続くでしょうか。たとえ今は最悪でもいつか経済が好転する時期は必ず来ます。長く働けば、良いときと悪いときは繰り返しやってきます。平穏な日々が40年も続くことはなかなか難しいのです。
日本では終身雇用制度が人々の転職を制限しているとも言えます。新卒で入る会社の良し悪しで人生が決まってしまう。やり直すことは難しい。そんなイメージをお持ちの方もいらっしゃるでしょう。
いつか変化は起きます。
その時までは今の環境の中で出来る事をする。そして変化に備えて準備をしてはいかがでしょうか。

 時代が良くない時にも仕事はあります。もちろん経済状況が良い時期と比べれば、限られた中で探すしかないでしょう。それでも仕事です。まずはそこでしっかり評価される働き方をしませんか?希望とは違っても仕事から得られる事は沢山あります。少なくともあなたが選び、あなたを選んでくれた会社です。社会人となって働くことで収入を得る事の有難みやその難しさを知る事は大きな学びとなります。仕事=好きな事である事は多くはありません。とはいえ、どこでも成果を上げられる人、高い評価を得られる人は必ず成長します。いつか時代が好転した時に、あなたがやりたい仕事に就くという事も出来るのです。その時のためにやるべきことは、今の職場の成果を転職のタイミングでアピールできるような働き方をすることです。もちろん、あなたが会社から評価され、あなたも会社にたいして不満がなければ転職せずにそこで働き続けるという道も取れます。

 私たちは労働者です。雇用主は労働者を選ぶ権利がありますが、労働を提供する私たちも会社や仕事を選ぶ権利もあります。最初の・今の会社だけで40年以上の労働人生を総括するのではなく、いつでも先があると考えてほしいと思います。

 私は25年以上サラリーマンをしていますが、日本経済は上がったり下がったりしています。バブル崩壊後の就職氷河期に何とか社会人となり、失われた10年の間に転職をしましたが複数の選択肢から選んで転職が出来ました。その次の転職では入社半年後リーマンショックが起こってその後1年以上は採用が凍結されました。ラッキーとも言えますが、運も実力だと思っています。
 私はいつでも仕事場では評価をされるような働き方を意識していました。それにより自分の実力もキャリアも積みあがりました。その実力とキャリアは転職活動をした時に役立ちました。面接で高い評価を受けられたからこそ転職が出来たわけです。時代が良くても悪くても、採用枠があり自分が応募した会社から認められれば、そこに就職出来るのです。

 採用枠は様々な理由で増えたり減ったりします。今の時代は採用総数がかなり絞られていますが、企業の業績が改善し経済が回復基調に戻れば必ず採用枠は増えます。その時に本当に自分がやりたいことをするのも一つの手ではないでしょうか。ジャンプの前にしゃがむと大きくジャンプできますよね。大きくジャンプできるタイミングに向けて準備をしましょう。

 「経済や時代が改善した時に備えて今出来る事を精一杯する」
これを今日の一言としたいと思います。
では、また。
                                水無月



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