こんにちは、みのたえです!
最近イラストのご依頼をいただいたり、自分でイラストを描くときに
「著作権ってどこまでいいんだっけ…?」
「この使い方は違反にならないのか?」
「どこまでなら違反にならないんだろう」
と、疑問になる機会がありました。
なので今回は著作権について、私の心の声を混ぜ込みながら改めてまとめてみました!
最後までお付き合いください(^^)
あなたは作成してもらった作品の使い方を間違ってはいませんか?
また、作成する側の方は著作物を違法に利用していませんか!?
今一度、おさらいしてみましょう!
【そもそも著作権って?】
著作権は著作物を保護するための権利のことです。
・著作物:思想または感情を創作的に表現したものであって、文芸、学術、美術または音楽の範囲に属するもの
著作物を創作した人を「著作者」、著作者に対して法律によって与えられる権利のことを「著作権」と言います。
(ほんほん、これは分かる)
【いったいどんな権利?】
著作権には大きく2つに分けることができます。
①著作者人格権
著作者の気持ちに反するような作品(著作物)の扱いをしてはいけないという権利。
②財産権
著作物の利用を承諾または禁止する権利です。
(なんかややこしくなってきた)
それぞれちょっと詳しくみてみましょう!
①の人格権では簡単に、以下のようなことが禁止されています。
・著作者の許可無しにみんなに見せてしまう
・著作者の許可無しに著作者の名前を公にしてしまう
・著作者の許可無しに作品を作り変えてしまう
(なるほど、具体的な例があるとわかりやすい!
許可なしにみんなに見せるのもダメなのか…。←公表権とやらがあるらしいです)
②の財産権は、めーーちゃくちゃたくさんの”権”がありました。
複製権、上演権・演奏権、上映権、公衆送信権、公の伝達権、口述権、展示権、頒布権、譲渡権、貸与権、翻訳権・翻案権等、二次的著作物の利用権。
(もう嫌になってきた。難しい言葉と漢字ばかり。簡単にして)
結局何をしたら違反になるの!?
ともやもやしたので、かなーり簡単にまとめますと
・作品をコピーする
・作品を加工して他の用途で使用する
・他の人の文章・作品をコピぺ・印刷して使う(ブログ、新聞など)
・公の場で作品を上演・演奏・上映する
・作品を放送したり、インターネットで配信したりする
・本や文章・詩などの言語の著作物を公の場で朗読・口外する
・公の場での展示・掲載
・他人に売却したり、貸したりする
・イラストのキャラクターをもとに作品を制作して販売する
もっとたくさんの例があるとは思いますが、ありがちなことを書いてみました。
これらのものが、先ほどの細々した大量の「◯○権」に分類されるようです。
(何となくイメージついてきた)
けど、ぶっちゃけ、
コピーしたり、キャラクターをもとにキーホルダーとか雑貨とか作ったりって、やっちゃってませんか…???
(汗汗)
ですが、自由に使ってもいい場合もあるそうなのでご安心ください!
(ほっ…)
【自由に使える場合もある!!】
★個人的にまたは家庭の中で使用する目的でのコピー、翻訳,編曲,変形,翻案
★調べごとのために図書館の本や資料をコピーする
★論文などに他人の著作物を引用する
★学校などの教育機関でのコピー
です。
(子供にアンパンマンの絵を描いたおもちゃを作って家で遊ばせてるのはOKだよね!よかった!
けど普通に著作権違反している人って、バレてないだけで、た〜〜くさんいそうな?もしバレたらどうなるの?というか、どうやってバレるの?)
【どうやってバレる!?】
よくあるのは、
・著作者が見つける(自分の作品が許可なく複製・加工・掲載されているなど)
・第三者が見つける(既存のキャラクター物のハンドメイド作品が出品されているところを見つけたり、YouTubeにアニメやドラマが載せられているチャンネルを見つけたりなど)
・違法サイトで警察がIPアドレスを元に違反者を特定する
(アクセスしたサイトに、自分のIPアドレスが残っていて、そこから人物を特定できるらしい…すご)
【もしバレたらどうなる…!?】
著作権の侵害は、10年以下の懲役又は1000万円以下の罰金
著作者人格権の侵害は、5年以下の懲役又は500万円以下の罰金
など。
(そんなに懲役や罰金があるとは思わなかった…)
著作権や著作物だと知らずに悪気もなく使用してしまう方もいますが、とんでもない処罰が待っているのですね…。
著作権侵害は犯罪!!!
「知らなかった」では済まされないですね…。
かなり簡単にまとめましたが、いかがでしたでしょうか。
あまり深く考えずにコピペしたり複製したり掲載したりしていると、いつかとんでもない事態になってしまいそうですね。(汗)
著作権って、どこからが違反でどこからが違反じゃないのか、境界線が難しい事例もたくさんあると思います。
そんな時は著作者に確認するか、著作権情報センター(CRIC)の相談窓口で相談するなどして明確にした方がいいですね!
著作権、軽視してはダメだ!!
今後も気をつけていきましょう!
また、違反している物を見つけたら報告する勇気も必要ですね!
最後まで見ていただき、ありがとうございました(o^^o)