今日から幸せの種、まいていく

自分がまいた種が、いつの日か刈り取られることになります。それは原因と結果の法則。今の現実をしっかりと目にし、体験することで、どのような種をまいたのかが明らかになります。

忙しい日常やうまくいかない仕事、絶えず訪れるトラブル…これらの現実に直面すると、「忙しさは仕方ない」「うまくいかないかも」「トラブルはきっと起こる」といった思考が、私たちがまいた種の一部かもしれません。

職場や家庭の中で、集合的な意識が働くこともあります。私たちは、それぞれの意識を共有しながら、同じような現実を作り上げているのかもしれません。

もし望まない現実から抜け出したいなら、理想の種をまくことが大切です。ただ、変化に対する不安や疑念が邪魔をして、初めは難しいかもしれません。そこで、最もシンプルで効果的なのが「思いやり」と「感謝」の種をまくこと。日常の中で、ささいなことに対する感謝の気持ちを持ち、それを言葉や行動で伝えること。

例えば、花瓶の水を変えてくれたことや、日常の食事の準備、いつもの笑顔、声をかけてくれること、話を聞いてくれることなど。これら日常の小さな瞬間に感謝の気持ちを持ち、それを意識的に伝えることで、自分にも思いやりの心が育ってきます。

そして、そうした心からの行動は、自分を大切にすることへとつながります。あなたがまく愛情の種は、やがて大きく成長し、素晴らしい収穫としてあなたのもとへ返ってきます。