電話で占いをしている時に、相談者さんに“良くない者”いわゆる霊が憑いている時は私の場合は鳥肌が立ちます。
遠隔で占いをしている時は、ノイズに見えることもありますしはっきり見えることもあります。
その中でも、生霊と言うものは非常に強く、祓っても祓っても何度も来るので始末が悪いんですよね。
占っている時に生霊を感じて、
「失礼ですが」
と生霊の話をしたところ、思い当たられる節があってそのご相談もいただいたことがあります。
生霊に憑かれた幼少時代
私の幼馴染に生霊になりやすい体質の子がいました。
私が体調が悪くなると、祖母が太夫さん(高知の民間信仰イザナギ流の神官さん)に電話してくれました。
すると
「生霊が来てるねぇ」
と言われることが圧倒的に多かったです。
私の場合は亡くなった方より、その子の生霊が圧倒的に多かったです。
憑かれると、ウツのようになって無気力になってしまったり何もイヤなことがないのに気分が落ちてしまったりするんですよね。
生霊は古来から確認されている
世の中には「生霊になりやすい人」と言うのがいるようです。
『源氏物語』には、光源氏を愛するあまり、彼の妻や恋人を呪い殺してしまった女性がいました。
その名は「六条御息所」と言う話は有名ですよね。
『源氏物語』では嫉妬のあまり生霊になると言うお話でありましたが、嫉妬と言うのは何も恋の物だけではありません。
「あの人の方が恵まれてる」
「あの人の方がいい思いをしている」
その裏に努力があったり、実際にはそうでなかったとしても、生霊を飛ばす人にとっては関係ありません。
生霊になるほど嫉妬するくらいなら、努力すればいいのに。は禁句なんです。
生霊になりやすい人は自分以外の人を羨んで生きている可哀想な人なんですよね。
生霊を飛ばす人は自覚しているの?
自覚している場合もあるとは思いますが、多くの場合自覚していないようです。
でも一緒に遊んでいる深層心理の中で、生霊になるほど私を羨んでいた。と考えると、人間の哀しさと怖さを感じてしまいました。
占っている時に生霊がついていらっしゃると感じた方は、対処方法をお教えしましたが、生霊は払っても祓ってもやってくる場合が多いです。
なので憑かれた人が異常を感じた時にすぐできる対処方法がいいんですよね。
他者をすぐ羨んでしまう人はご注意ください。生霊を“返す”方法をとる相手ならいいですが、“消す”方法をとる人もいます。
飛ばした生霊を消され続けていたら・・・。
良いことはなさそうですよね。
皆様嫉妬には極力気を付けてくださいませ。