先払いの原則

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コラム
善意の取引が成立する関係ならは、先払いが得です。
これは、タダほど高いものはないという故事に評されています。

つまり、先払いされた人は、一種の罪悪感を感じるのです。

相手が、タダだと宣言した時点で、本来は感じなくてもよい罪悪感です。

実は、エジプトに旅行に行ったときに、見地の子供から、水晶を売りつけられました。
私は、もちろんいらないと言いました。
でも、その子供はプレゼントといって私に、その水晶を手渡しました。

プレゼントなら受け取ると思って、その水晶をもらってしまいました。
しかし、数分後、この子供が私が水晶を盗んだ、と叫ぶことや、
対価を払わない罪過感にかられて、その子供に how much? と聞いてしまいました。

その子供は、たくさんの観光客を相手にして、相手が対価を払うことを予測していたのでしょう。

このように善意の取引が成立するならば、先に相手に対価を払ってしまう方が得です。

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