負荷がかかる声

記事
コラム
あまりに基本的過ぎて、アップするのはやめようと思っていたのですが、ここを理解してない方がいらゃしゃるかも、というインスピレーションを受けました。

そのため、改めてアップしていています。

当方は、もともと、工学系で、どうしたら低音が再現できるスピーカーができるかといろいろと工夫していました。

その後声楽をほんの少し習ったのですが、基礎としては、工学系のスピーカーのことがあります。

声量を稼ぐには、もちろん声帯で大きな音を出すのが前提です。
しかし、それには限度があります。

限界を超えた音を出すには、共鳴を使うことです。

共鳴を使うこと=振動する場所に抵抗がかかるということです。

スピーカーで言えば、振動版の振動が効率よく音に変換された結果、振動版が動きにくくになることです。

そうすると、アンプからスピーカーにより多くの電力を供給できる相乗効果もあります。

声量を稼ぐは、ここを意識しなければなりません。
感覚的にいえば、声帯に、負荷がかかっているかということです。
(負荷の意味もちょっと違うので最後まで読み進めてから判断してください)

口を閉じれは、息が出ないので、声帯に負荷がかかります。
でも、これとは違います。

電気工学で言えば、これは単純な抵抗です。

単純な抵抗よりも、コイルやコンデンサー系統の抵抗です。

コイルやコンデンサー系統の抵抗は熱にならず、多少遅れて、エネルギーが発せられることになります。

感覚的には、発する声が肺に戻ってくる感じです。
それを向かい打つように発声するのです。

つまり、これは共振を意味しています。

共振はエネルギーを浪費しません。

サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す