今天から降りてきました。
それは、文章は必ず階層に分けなけれはならないということです。
私は、とりあえず、弁理士という仕事もしています。
ここで一番重要なのが、特許請求の範囲になります。
審査官が特許請求の範囲に書かれた、文章を見て、頭の中でイメージがわけば良し、でも、イメージがわかないと、明確性に欠くといわれてしまいます。
出願人が、審査官に対して、これはこういうことなんですと説明すれば、
まずはわかってくれるのですが、この説明なしでもわかってくれないとならないです。
つまり、特許も人マターなんですね。
分かってくれるようにはあーだこーだと説明を付け加える必要があります。
しかし、日本語は関係代名詞が無いので、分詞で説明することになります。
あーだこーだを付け加えていくと、もうごちゃごちゃになってしまい、かえって分かりにくくなることがあります。
それを防ぐためには説明の範囲を限定して階層にすることです。
まずは大概念を説明して、そのうえで、中概念を説明すると宣言し、
そのうえで中概念を説明します。
さらに、小概念を説明すると宣言して、小概念を説明します。
このようにすれは大体はうまく行くのではないかと思っています。
無手勝流もたまにはうまく行くかもしれません。
でも、再現性という点では避けた方が良いのかもしれません。