【美文字のヒント⑥】1画目と2画目の間を考える

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学び
書道の世界では

「1画目が大事」
「1画目で全体が決定される」

みたいな事を言われます。

こう言われるように1画目はとても重要で1画目がすべてが決定されるというのも確かにそうなのですが、そこからもう一歩進んで、美しく書くひとつの考えとして、

【1画目と2画目の関係を考える】

ことも大事なことだと思っています。

文字というのはだいたいが
「タテ」「ヨコ」「ナナメ」
の3種類の3つの線を組み合わせてできています。

組み合わせる、ので、1画目がヨコ線だったら、次はタテ線だったりナナメ線ったりします。

同じ種類だけをずっと書いては文字にはならないわけで、違う種類同士を組み合わせる、ので、そこに「関係」がでてきます。ちょっとムズカシクなりましたが、

要は、

「タテ→ヨコ」は直角ぎみ
「ヨコ→ナナメ」は45度ぎみ

という風に、だいたい基本となる角度が合っているかな?
その角度から、あまりにもかけ離れていないかな?

という関係のチェックを、1画目と2画目の最初でしてみるのも良いです。

あんまりこういった事は言われないかと思いますので、たまにはこういった視点で書いた後の字を見つめてみるのもよいかと思います。
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