犬に与えてはいけない意外な食べ物

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こんにちは、nanairaです☺


近年 良質なドッグフードやおやつが増え、食べ物の味にこだわりを持つ子が増えてきています。
とくに食の細い小型犬や 食への意識が疎くなったシニア犬の飼い主さんの中には、なかなか与えたフードを食べてもらえずに様々な種類のトッピングをごはんに追加したり人間の食べ物を与えてしまっているという声もよく聞きます。

もちろん、それが絶対にいけないというわけではありませんが、人間の食べ物の中には犬の身体ではうまく消化できないものや中毒を起こしてしまうものもあります。
そこで今回は犬に与えてはいけない意外な食べ物についてみていきましょう!


犬に与えてはいけない食べ物


最もよく知られているのはチョコレートやネギ類です。

チョコレートに含まれるテオブロミンという物質で中毒症状を起こし、下痢や嘔吐をすることがあります。
場合によっては不整脈や痙攣、発作など命にかかわるケースもあります。

ネギ類には犬の赤血球を壊す成分が含まれており、こちらも中毒症状を引き起こして血尿や貧血に陥ることがあります。

他にも、キシリトールやアボカドなども犬にとっては有害だといわれています。 


犬に与える際は要注意の食べ物


ここまでは聞いたことがあるという方も多かったのではないでしょうか?

では、次のうち犬に食べさせると危険な食べ物はどれでしょう?

①ぶどう ②ドライフルーツ ③牛乳 











正解は全部です!

一見どれも問題なさそうに思える食べ物ですが、実はこの3つとも犬にとっては危険な食べ物です。

ひとつずつ詳しく見ていきましょう。


①ぶどう

フルーツをあげる飼い主さんや好んで食べてくれる子は多く、みずみずしくて水分補給にも最適そうに思えるぶどうですが、実はチョコレートやネギ類に並ぶ危険な食べ物です。

ぶどうを食べてしまった時の症状としては嘔吐や下痢が見られますが、そういった一時的な症状だけでなく腎機能に障害をもたらし、中には急性腎不全で命を落とすケースもあります。

ある研究機関によれば体重3㎏の犬では2~3粒食べただけでも中毒症状を起こす可能性があるといわれていますので、愛犬に与えないことはもちろん、自分たちが食べるときにも誤食されてしまわないよう十分注意しましょう。 



②ドライフルーツ 

バナナやリンゴなど犬が食べていいフルーツはたくさんあるのにどうしてドライフルーツはいけないの?と疑問に思われる方も多いかもしれません。 

ドライフルーツがあまりおすすめできない理由のひとつは、ドライフルーツは飲み込んだ後に胃の中で水分を吸収すると膨張してしまうためです。

少量であれば問題ありませんが、たくさん食べてしまったり満腹時には胃にダメージを与え胃痛や嘔吐につながりかねません。 

また、人間用のドライフルーツは糖分が多く含まれている可能性があるほか、レーズンやプラムなど犬が食べてはいけないフルーツが混ざっている危険性もあるため、もしもドライフルーツを与える場合にはペット用のものを少量ずつ与えるようにしましょう。 



③牛乳 

水分補給のためや食欲アップのためにごはんにかけてあげると良いという情報をよく耳にしますが、人間用の牛乳を犬に与えることはあまり望ましくありません。

牛乳をはじめとする乳製品には乳糖(ラクターゼ)と呼ばれる成分が含まれており、実は犬はその乳糖を摂取することで下痢や腹痛を引き起こす乳糖不耐症という体質の子がほとんどです。

もちろん体質には個体差があり、牛乳を飲んでも全く問題ない子もいれば、少し舐めただけでもお腹を壊してしまう子もいます。 

良かれと思って与えたもので体調不良を起こしてしまってはかわいそうですよね。

愛犬に牛乳を与える際は犬用の牛乳やヤギミルクを選び、体調に異変がないか様子を見ながら少しずつ与えるようにしましょう!



私たちが普段食べているものの中には愛犬にとっては危険なものが潜んでいます。
ちょっとのおすそ分けのつもりが、体調を崩してしまったり時には命をも落としてしまう可能性も…


個体差はありますがごく少量でも危険な場合もありますので、犬に与えてはいけないものをしっかりと把握しておきましょうね!



最後までお読みいただきありがとうございました!


nanaira



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