【受注者側意見】地雷発注者に当たってしまった!どうする!?【地雷発注者ってどんな人?】

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こんにちは。色々幅広く仕事を受けすぎて最近スケジュールがちょっと過密気味なるどるふです。

前々回、「発注者」として「自称:ライティング初心者」には要注意!という内容を書かせていただきました。

今回は、「受注者」として「やべぇ発注者に当たっちゃった!どうしよう!?回避方法は!?」という内容で書かせていただきたいと思います。

【そもそも地雷発注者ってどんな人なのか】

数多く依頼を受けている人の中には、「とんでもねぇ!」というような発注者に当たってしまった方もいらっしゃると思います。
私が個人的に思う地雷発注者をまとめてみました。

1.低単価なのに要求が高すぎぃ!!!

クラウドソーシングでよくあるパターンです。
例えばライティングの作業で一記事2000~4000文字500円(システム利用料含む)などがよく見かける「クラウドソーシングでは高単価」な依頼。
私の相場で言い換えれば『私の500円は20分です』。
私は修正なしで行けば4000文字ぐらいであれば20分でかけます。
が、しかし。
その後の修正依頼が鬼のように来ることが稀にあります。しかも後述のようにレスポンスは遅い上に後だしジャンケン。
結果的に一記事に1週間以上リソースを割かれることになり、20分どころの騒ぎではなくなります。
ぶっちゃけちゃうと『時給1500円割るならコンビニでバイトするわ^^』が本音です。
試用期間(ブログ記事ライティングなどでは最初の1記事がそれにあたります)は仕方がないとしても、基本的に単価に誠意を見せない発注者は地雷率が高いです。
発注者側が受注者側の使うリソースというのを舐めてかかっているパターンもありますし、買いたたこうとおもって買いたたいている場合もあります。
後者の場合、交渉しても無駄ですのでさっくり諦めて継続はお断りしましょう。
そのほうが精神衛生上よろしいです。

2.レスポンス遅すぎぃ!!!

ただ文字でやり取りしているとどうしても始めは相互に認識のずれが生まれます。
ライティングの場合でも開発の場合でもそれが修正につながります。
その際、もう一度文章でやり取りしたり対応している受注者の場合ビデオチャットでの聞き取りなどをしたりすると思いますが、
『レスポンスめっちゃ遅ぇ!!!』
となることがあります。
例えば「〇〇という表現は好ましくないとのことですので△△という表現に修正したいと思います。よろしいでしょうか?」というYES・NOで答えられる質問の返信に、4日以上かかる、とか。
「納品しました。確認をお願いします」という確認の連絡に対し、何の前触れもなく(「精査に1週間かかります」などの連絡があった場合は別とする)1週間以上かかる。そして修正依頼。
という待機時間が発生するパターンが多いです。
大抵、その場合に限って待機してないで別の仕事をしていると「なんで待機してないんだ。すぐ連絡よこせ」と言ってくる横暴マンが湧いてくるという不思議現象がおきます。
レスポンスを遅くしないためまたは待機時間を有効に使うためには返信期限を区切ったり、待機が発生した場合別の仕事を引き受ける旨を伝えたほうがいいでしょう。
それでもだめならさよならです。

3.後だしジャンケンんん!!!

記事修正で困るのがこれです。
一度に言わずに小出し後出しで言われるとご想像の通り修正に時間がかかります。
これをされた場合は発注者側に「修正依頼は一度で洗い出すようにお願いいたします」など注意勧告をしましょう。
それでも治らない発注者とはお付き合いを考え直すべきです。

4.依頼逃げぇ!!!(未払いor作業中ドタキャン)

主なクラウドソーシングサービスでは仮払いがされているので未払いで逃げられることはありませんが、直接取引をしている場合、途中でドロンして払わない人も残念ながらいます。
対策としては口約束ではなく書面で契約を交わすことと、取引は本名・住所・連絡先付きで契約を交わすことです。
(クラウドソーシングサービスを利用している場合、本人確認などがそれにあたります)
作業中ドタキャンの場合は、今のところ契約書以外に対策が思い当たりません。
直接取引であるなら、前払いという手もあります。
しかしクラウドソーシングサービスではその手は使えません。

5.仕様(設計書他要求するもの)が日本語になってないぃ!!!

単純にコミュニケーション能力欠如によるもの。
ハッキリ言って今後の仕事に差し支えがあるので継続を依頼されても「この人とのコミュニケーションには問題がある」と判断した場合は素直にお断りすることをお勧めします。

6.契約通りに事がすすまないぃ!!!

一番の対策は書面で契約書を交わし、それ以外のことは一切やらない。触らない。
これに限ります。
破られた場合は損害賠償を請求したうえで仕事をお断りするのが手っ取り早いと思います。(もちろん損害賠償については契約書に盛り込むこと!)
クラウドソーシングサービスを利用する場合は、契約に関することはビデオチャットではなく必ずチャットとして残しておくことが大事です。
そうすることによって、「契約と違う動きになりそうだな?」というときに相手にツッコミを入れることができます。

『小遣い稼ぎ感覚』が市場相場を下げている

クラウドソーシングサービスを利用したりしている人の中では「小遣い稼ぎ感覚」という名の「遊び感覚」で受注をしている人もいるため、市場相場が極端に下がっているのが現状です。

しかし、クラウドソーシングサービスの登場により直接取引の現場でもクラウドソーシングサービスの「小遣い稼ぎ感覚」相場が抜け切れていない発注者が出てきたという現実もあります。

受注者も責任を持った行動を

もちろん「あ、この発注者地雷。引き受けた仕事やーめた!」は信用を極端になくすのでよほどの事情がない限りはやめましょう。
せめて受けた最低限の依頼だけこなして「今後の取引はなしで」というのが大人の対応だと思います。

発注者も受注者も互いに相手を尊重しあい、相手に誠意を見せる必要があります。
誠意がない発注者とは関わらない。相手には誠意を見せる。これが受注者の鉄則になってくるのではないでしょうか??

まとめ

苦しみながら低単価の仕事を膨大に引き受けたり、泣きながら小さな依頼で少額しか稼げない時代はいずれ破綻します。

自分のスキルを磨いて、高単価で誠意を持った発注者さんと長くお付き合いしましょう。
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