経歴

職歴

  • 地域の社会福祉法人 2020年7月 2024年3月

    ・就労継続支援B型事業所 / 職業指導員 / その他 2020年7月 2024年3月

    <概要> 主に知的障がい者(一部発達障がい者・精神障がい者)が利用される 就労継続支援B型事業所の職業指導員として、 適宜作業指導・商品の検品・見守りをしながら利用者と一緒に作業しました。 具体的にはお土産物のお菓子を入れる箱を折って組み立てる作業を担当することが多かったです。 入職当初は新型コロナウイルスが流行していたため、 箱を折る作業があまりありませんでした。 そのため絵画や手芸製品作りなどの創作活動を利用者と共に取り組みました。 作業中は利用者それぞれの作業の習熟度・ペースに応じて 必要な助言・指導をしました。 それとともに利用者の意欲や力を信じて、 自らの作業をしながらまずは見守ることを心掛けました。 また作業中・休憩時間を問わず利用者の話を伺い、 他の職員と連携しながら利用者の課題や悩みに可能な限り対応しました。 <エピソード> 〇利用者の絵画が全国規模のコンクールに入選 創作活動において一人の利用者が描いた絵画を ある全国規模のコンクールに出品したところ、入選しました。 その絵画で利用者が描いたものは「高層ビル」でした。 このテーマを利用者本人と一緒に探したのは私でした。 またコンクール出品にあたり作品選びをする際、 「描くことが難しいものを上手く絵画化された」と伝え、 この絵画の出品を推薦したのも私でした。 もちろん最も努力されたのはその利用者本人です。 それでも私自身はその努力を上手に支えられたのではないかと感じています。 〇比較的重い知的障がいのある人とも関わった この職場の利用者の多くは「軽度・中度の知的障がい者」でした。 しかし比較的重い知的障がいの方もおられました。 その方は言語表現の難しさがあり、意思疎通が困難でした。 (ぼそぼそと喋るためかなり聞き取りづらい。一言・二言が多い) それでも私は先輩職員のアドバイスを受けつつ、 その方とも積極的にコミュニケーションを試みました。 もちろん最初は失敗もありましたが、 私はその方の言いたいことについて想像を働かせながら話を聴きました。 その上で私自身の想像が正しいかどうかを本人にできる限り簡易な表現で尋ねつつ、 本人の言いたいことを確認しながら会話を進めました。 その結果本人が笑顔で返事されることも多かったです。 実際複数の先輩職員からは 「〇〇さん(その利用者の名前)ともうまくコミュニケーションを取れている」 「話を聴くことが非常に上手い」 「私以上に丁寧に利用者と関わっている」 というお声を頂きました。

  • 高齢者福祉関係の株式会社 2015年9月 2018年12月

    ・会社本部 / 事務職 / 事務(一般事務) 2015年9月 2018年12月

    <概要> 有料老人ホームや訪問介護事業所など高齢者福祉施設を経営する会社本部において、 各種書類作成・整理などの一般事務と各種帳簿記入・入出金の確認など経理事務を担当しました。 訪問介護担当者が手書きで記入した計画書類をPCで入力したり、 各職員の配置を一覧にした表を毎週作成したりしました。 <エピソード> 〇職員配置表の作成・入力 毎週作成する職員の配置表を上司からの依頼に応じて作成しました。 その際にExcelを活用しました。 入力もExcelを使いましたが、入力・印刷後に手書きで修正しやすいように、 枠を少し広めにするなど工夫しました。 〇計画書類の書式の改良 訪問介護事業担当者の要望に応じて、 計画書類の書式を改良してWordで入力できるようにしました。 (もともとはExcelファイルだったが、入力しづらかった) もちろんこちらも手書きすることに配慮した形にしました。 〇お金の入出金の管理について 上司の指示の下、会社で扱うお金の管理を補助しました。 1円でもズレると問題になるため、丁寧な見直しや確認を心掛けました。 (帳簿の記入後は、毎回レシートの金額と帳簿に書き写した金額が正しいか確認した) 最初はうまく行かないことも多かったのですが、 次第に上司から「チェックを厳密にできている」などというプラスの評価を頂くようになりました。

  • 地域にある医療法人 2014年10月 2019年10月

    ・地域活動支援センター内にあるピアサポートグループ / ピアサポーター / その他 2014年10月 2019年10月

    <概要> 主に精神障がい当事者対象のピアカウンセリングと、 支援センターが設置するサロンの利用者に対する支援を行いました。 ピアカウンセリングでは相談室で当事者の個別相談に応じ、同じ立場で話を伺いました。 サロン利用者への支援では、職員と一緒にサロンで行われる各プログラムを運営しました。 他には福祉・医療・行政職員の研修や作業療法士養成校の講義に講師役として参加し、 自らの経験や当事者目線でより良い支援について伝えました。 さらに「精神保健福祉パンフレット」(私が住む自治体の障害者自立支援協議会)の作成や 「ピアサポーター養成講座」の実施なども経験しました。 グループでは自分の意見を積極的に伝えつつも、 他のメンバーの意見をより大事にする姿勢で活動しました。 <エピソード> 〇ピアカウンセリング 他のピアサポーターと分担しながら、 月1回ある「ピアサポーター相談会」でピアカウンセラーとして 同じようなこころの病気・障がいを抱える当事者の相談を伺いました。 ある当事者と相談室内で個別にお話を伺った際には、 ある程度やり取りした後、その方が精神科病院に入院するきっかけや 入院中の辛いエピソードを話されました。 私はその方の話を否定せずに傾聴し、「それはすごく辛かったですね」などと 共感しながらその当事者の相談を受けました。 〇精神保健福祉パンフレットの作成 当時私が所属していたピアサポートグループの一部のメンバーや 他の団体の当事者、協議会の担当の専門職者と一緒に協議をしながら作成しました。 途中から私がPCを操作しながら他のメンバーの提案を受けてできる限り紙面化しました。 パンフレットでは実際に制度・サービス・福祉施設を 利用する当事者の意見を盛り込む工夫をしました。 〇「ピアサポーター養成講座」の企画・運営 所属していたグループが毎年行う「ピアサポーター養成講座」の 企画・運営を他のメンバー・専門職者と協力して行いました。 当初は専門職者が中心に講義を行い、ピアサポーターが一部手伝う形でしたが、 私が意見を出して他のメンバーの賛同・協力を得て、 よりピアサポーターが主導して企画・運営できるように改めました。 例えば養成講座受講者の選考にピアサポーターも意見を出せるようにしたり、 ピアサポーター自身もできる範囲で講義をできるようにしました。 当時の私自身も専門職者の支援・監修を受けながら自分で養成講座の資料を作り、 実際に資料を見ながら養成講座の講義を行いました。