経歴

経歴

  • 病院勤務 / 看護師 1989年5月 1996年5月

    高校卒業後に専門的な知識を身に着けたいと考え 看護専門学校に入学しました そこでは気の遠くなりそうな多くの医療・看護に関する教育を受けました 特に看護に関する知識・技術・態度を学びました 病院では病棟・外来・救急外来を経験し 幅広い年齢の多くの疾患に対応し、一分一秒が患者様の命に直結する この世界の厳しさを知りました 専門性の高い医師や、看護師の先輩方から数多くの指導を受けた修行の時代でした また、これまで我がまま一杯で過ごしてきた実家暮らしから 一変し慣れない寮での生活は 他人と共生することの難しさを学びました そんな中でも、尊敬できる上司や気持ちの通じ合う同僚 心に残る患者さま、ご家族との出会いがありました 尊敬できる上司の一人は大学病院で要職を歴任された 師長さんとの出会いでした。 常に冷静沈着で私達新人にも常に穏やかに 時に厳しく接して下さいました 一番心に残る思い出は初めて患者様の死に直面した時のことです。 私が入職した時から入院されていた患者様でしたので、きつい闘病生活の中でも お話をしたり一緒に笑った思い出がたくさんある方でした。 今でも、お名前と病室の風景を覚えています ご遺体を清拭し旅立ちの準備をしている時、涙が止まらずにいる 私達新人に師長さんはこう言われました 「あなたたちの今の気持ち、その涙を一生忘れないで ください。これからの看護師人生で辛い場面に出くわすことが たくさんあります。だけど人の死に決して慣れることなくその患者様、 ご家族の思いを受け止め、感じ取れる人でいて下さい」と その言葉は、何十年経った今でも忘れることはありません また、何もできない新人の私に「ありがとう」と言って下さる患者さまご家族の 存在に支えられた時期でもありました そして、今もお付き合いがある同僚がいます 彼女は鈍い私とは違い、新人にも関わらず看護師としてのスキルが高く 医師からいつも褒められていました とても頼りになり、それでいて、決しておごらず、いつも私を助けてくれました 以上の様に色々な体験や出会があった時代でした 辛くもあり楽しくもあり でも、その厳しさのお陰で看護師としての基礎を叩き込まれた気がしています  感謝。

  • 病院 学校 勤務 / 看護師 看護教員 1996年9月 2022年5月

    この期間の前半は 家庭を作り子育ての時期でした。 仕事はパート勤務から子どもの成長とともに フルタイムへ戻していきました。 とは言っても、子ども達があまりにも元気すぎて自分の子育てが これでいいのか??と悩むことも多くありました。 そんな時には、義母に相談したり、町の保健師さんの相談ダイヤルへ電話し アドバイスをもらっていました。 自分一人で抱え込まずにSOSすることで、自分とは違った視点や、 ものの捉え方を知ることでとても楽になり、 いったん立ち止まり、また前に進んでいけたような気がしています。 中盤になると 子育ても落ち着き、学び直しの時期になりました。 職場では責任のある役割が回ってきて、教育担当という 難しい仕事を任されました。 「どうすれば働く人たちが、やりがいを持って、 楽しく仕事ができるのか?」が自分のテーマになりました。 その頃から心理学に興味がでてきて 大学、大学院に進学しました。 働きながら、心理学や看護教員に必要な 資格や単位の取得に奔走した8年間でした。 その頃、今では絶対に無理な暗記がよくできていたな…。と自分でも思います。 後半は 教育の世界に入っていきました。 ですが、45歳を過ぎたころから体調不良が続くようになりました。 どこの病院に行っても原因が分からず この不調が更年期の症状であることが分かったのは、 不調が始まって10年が過ぎた頃でした。 幸いなことに体調は思わしくなかったのですが、仕事を続けることはできました。 それは、支えてくれる同僚や家族の存在があったからです。 また、生き生きとした学生たちとの関りや その成長を見ることに感動をおぼえるこのが たくさんあったからだと思います この頃、若い人たちからの相談も増えました。 普段元気そうに見える人でも、家族や友人関係で色々な背景があり 表向きは明るいキャラクターを演じていても、 実は内面では無理をしていたり…。 以上の数十年を通じて、自分がそうだった様に 生きていれば、若い人でも年を重ねた人でも 色々な思いをかかえていること 一人では辛いことも そんな時、寄り添う人がいることで また自分を取り戻し前に進めるということを 知った時期でした

  • 学校・病院・官公庁 (本業と並行して) / 研修講師 カウンセラー 2007年12月 2022年5月

    この時期は 勤務しながら心理士、カウンセラーの学習を始めた 頃です その理由は中間管理職になったころ 上司から「やる気がなくて、いくら指導しても一向に変わらない若い職員がいて とても困ってる。任せるから何とかしてほしい」というお願いでした それまで、人材育成など全くしたことがなく途方にくれました ですが、結果的に予想に反して、その若手職員の表情は生き生きと変化し スキルアップを重ねて、感謝の言葉を残し大病院へ巣立っていきました 決して特別なことをした訳ではありません やったことと言えば 毎日数十分、話をよく聴き目標を立てて一緒に進んだことです これは、私にとって大きな経験でした。 聴くことの重要性と、人の持つ可能性に気づかされた出来事でした それから資格を取得し、多くの方々の相談をお聴きしてきました。 その中で学ばせて頂いたことは、 全ての人は年齢や、性別、立場にかかわらず多かれ少なかれ 悩みや不安、心配を抱えて生きているということでした。 でも、ほとんどの人は親身に話を聴くうちに自分の考えを整理して 良い方向へ進んでいかれます そんな瞬間に立ち会いたくてこの仕事を続けてきました。 その頃私生活では家業が倒産し数千万円もの負債を肩代わりすることになりました。 また、家族の病気や死にも直面し人生の厳しさを知りました。 まさに諸行無常 現代は、気候変動やIT化が急速に進み予想もしなかった 現実が次々と起こっています そんな先の見えない時代だからこそ 『見えないものに価値を見出す時代』でもあります だからこそ私は心という目にみえないものを 大切にしたいと思っています ここ7年は自分の体調の変化もあり 男女の更年期について学びました 男性、女性ホルモンが生きていく上で心と身体に とても重要な役割を果たしています それ抜きにして 人の健康や、メンタルヘルス、健康経営は語れないほどです 近頃「更年期」という言葉はメディアでよく取り沙汰されていますが まだ日本の社会での取り組みが進んでいるとは言えない状況です 今後は、長い間自分が体験したことや学んだことを 統合してこれからを生きるみな様の、お役に立つことが今の自分が目指すものです

  • フリーランスへ  / 企業のメンタルケア・カウンセリング・講師 2023年5月 現在

    現在、フリーランスとなり職場のメンタルヘルスや健康相談やセミナーを開催しています 近頃では企業の総務部の方から相談を多く頂きます 内容は 〇「健康経営」を掲げているが、何からはじめていいのか分からない。 〇どのように職員のメンタル不調のサインをみつければいいのか分からない。 〇休職や復職時の対応がわからない 〇面談の仕方が分からない 〇メンタルヘルス研修のやり方が分からない 等々 以上のような内容が多く寄せられます よくお話をお聴きすると、やはりどこの会社でもメンタル不調の方は 多くその対応に苦慮されている印象です。 そんな時は状況をよくお伺いして一緒に考えていきます ある調査で、働く人全体の半数以上も職場ストレスを抱えているが、 職場の保健スタッフや産業医に、相談する人は約1割と少ないという結果が出ています 理由として「面識がない人に相談しづらい」 「相談内容が漏れるのではないか」などです そこで、研修会を繰り返し行い顔見知りになり 相談しやすい雰囲気をつくり「この人なら話してもいいかな」と 思っていただけることが一番だと思っています 一方、地域に目を向けると、やはり全世代で各々に不安や心配を抱えていることが分かってきました もともと、地域活動のきっかけは自分自身が皆さんに出会い「つながり」たくて始めたことです ですので、辛い時期を乗り越えられた体験談等を聴かせていただくと 「みんな同じように迷いながら進んでいるんだ」と 共感でき主催者の自分も力をもらっています そして、セミナー参加後に参加者同士のつながりや 明るい表情、「来てよかった」という言葉をいただくたびに こちらも「やってよかった」と思えて、今まで続けることが出来ています ですが、1年前くらいから一部の地域だけでなく「日本の色々な所に同じ不安や 悩みを抱えている人が居るのではないか?」と思うようになりました。 そんな時、以前から文章の構成など自分が依頼者側でお世話いなっていた ココナラでの活動を知り思い切ってはじめました まだまだ駆け出しですがこれから 精いっぱい自分の出来ることをやって行こうと考えています 宜しくお願い致します ここまで読んんでくださりありがとうございました

受賞歴・執筆歴・講演歴

  • 受賞

    カウンセラーとして職場環境改善に貢献し労働基準協会より表彰 2009年10月

  • 講演

    健康セミナー 2018年11月

  • 講演

    健康セミナー 2019年3月

  • 講演

    健康セミナー 2019年11月

  • 講演

    更年期セミナー 2020年6月

  • 講演

    女性の健康と薬膳セミナー 2021年3月

  • 講演

    健康で定年まで働くためのセミナー 2021年7月

  • 講演

    心と身体のためのセミナー 2021年10月

  • 講演

    女性セミナー 2022年9月

  • 講演

    女性セミナー 2022年11月

  • 講演

    45歳からの健康セミナー 2023年2月

  • 講演

    健やかで輝きながら人生の後半を過ごすためのセミナー 2023年3月

  • 執筆

    健康セミナーが参加者にもたらす心理的効果 2020年5月

  • 講演

    職場のメンタルヘルスケア(ストレスマネージメント) 2023年6月

  • 講演

    45歳からの健康セミナー 2023年11月