80歳90歳まで働けと言うのですか?

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こんにちはこんばんは(^^)チラシや名刺デザインのサービスを行なっている、しゅうじデザイン室です。
さて本日のお題は「80歳90歳まで働けと言うのですか?」というお話。
このお話の具体的な経緯を申し上げると
高齢者が年金で悠々と暮らすために、若い世代の社会保障負担が重い。昔は老人1人に対し若者が10人で負担していたけど、現在は老人1人に対し若者が2人で負担せねばならない。最近の老人って元気だから食い扶持くらい自分で稼いだらどうやねん!?

この問題をする前提として
・若者が少ないから多くの高齢者を支える負担増(若者の者処分所得減少)
・高齢者が長生きするから財源が足らない
・非正規社員増加の政策のため雇用が不安定化(所得減少)

◆若者の視点
今を生きるのが精一杯。ましてや結婚して子供を育てるには莫大はお金が必要。自分達が使いたいお金が高齢者の生活を支える??そんなの知るか!体が動くうちは自分で動け!働け!自己責任やろ。
そういう話を聞くと悲しくなりますね・・・。自分も通ってきた道であり、彼ら彼女らもこれから通る道なのに・・・。

◆高齢者の視点
高齢者予備軍の身(70歳80歳はだいぶ先ですが・・・)として思うこと。年金が少ない故に生活のために働かなければならない事態が確実に訪れるだろうと予想します。(年金機構から来る予想年金額の通知を見て)年金の支払い年数が増えたり、給付が先送りされることが考えられ、かなりの負担増です。
そもそも働きたくても高齢者を雇ってくれるような会社は存在しないので、仕事探しが困難を極めるでしょうね。炎天下、工事現場で交通整理の旗振りをされている方もいらっしゃいますが、過酷極まりない仕事であり、命の危機が隣り合わせです。

私自身30代後半で一度転職した経験がありますが、相手先の会社の反応は「30代後半・・・・歳いってるなぁ・・・他の社員との年齢バランスがあるから」と冷たい反応。どんな年齢構成なのか定かではないですが、企業側は若くてあまり経験がなくて、従順な人材が欲しいというのが他社でも見受けられました。
逆に経験があると「自分の経験上ではこれが正しいやり方」と固執する者が多く、扱いにくいとのこと。経験が仇になる・・・これ、後の転職活動でも散々言われました。
ましてや70歳80歳ともなると、経験の豊富さは半端なく多いでしょう。でも「錆びついた枯れた技術、時代遅れの経験はいらない」と一蹴されるでしょう。←後に仕事をしていた時、若い社長が実際に口にしていた言葉です。

若い経済学者の成田なにがし(直接名前を記することは避けます)曰く「高齢者は老害化する前に集団自決、集団切腹みたいなことをすればいい」と論じていました。
ひとこと言いたい。
己もいずれ通る道、以降若者から罵倒される覚悟があるならばいくらでもほざけ!そうなった時後悔するなよ!己にも老害化する因子はあるのだから。

今回の締め
若者!とか高齢者!と記すること自体、自ら分断しているかもしれません。そもそも敵対する相手を間違えた結果でしょう。批判すべきは、少子化対策を何十年も先送りさせ、世界で唯一30年間成長させる政策を打たなかった政治家、非正規社員を増やし、雇用の不安定化を推進させた竹中なにがしが悪の根源だということをまず知るべきでしょう。
そういう政治家を存在させないために
”誰も投票する人いない!”って選挙を放棄する方へ。
選ばないから、ろくでなしが選ばれるという事実を知ってほしいな。
”私が投票しても世の中かわらない!”って思う人へ。
そう言って票をドブに捨てる人が数千万人いる事実を知ってほしいな。

結局いつも政治が悪いという結果ありきの内容ですが、個人の努力ではどうしようもないことを自己責任の言葉で片付けてはいけません。80歳90歳まで働なぁあかん問題を解決するには、国の舵取りをしている政治家をまともな人に変える努力をみんながする必要があると思います。
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