綺麗のお話④

記事
コラム
みなさんこんばんは。

私は今日もお仕事でした。
肩こりがひどくて湿布を貼りながら仕事していたので、今日の私の周囲は、相当湿布臭かったと思います。笑


さて、早速、前回の続きからお話をしていきたいと思います。
前回までは、

①お掃除したくてもなかなか時間が取れず、気づけば家が汚れてしまっている
②ついつい面倒になってお掃除を後回しにしてしまい、家が汚れてしまう
③どんなに部屋が散らかっていても汚れていても、特段何も気にならないし、気にしない
④こまめに掃除して、常に身の回りや住居をある程度綺麗にされている
⑤超絶几帳面の潔癖症であらゆる菌やウイルスを許さない、一粒の埃も一ミリの汚れも許さない

このように、①~⑤番のタイプの方についてお話をして、①・②番タイプの方に向けた身の回りや自宅を綺麗に保つコツや、そのための意識の変え方についてお話を致しました。

今回は③番のタイプの方と、⑤番のタイプの方に向けて、
お話したいと思います。


③番タイプの方
どんなに散らかっていても、汚れていても、何も気にならないという方、
実はこのような方は結構多くいらっしゃいます。
このような方のお住まいになっている自宅の特徴を細かくあげてみます。

・全体的に物が多い
・玄関には靴がたくさん置かれている
・廊下や踊り場のような場所に段ボールが置いてある
・何年も前の物を捨てずに持っている
・現金もどこかにそのまま置いてある
・リビングのどこかに上着などが必ず置いてある
・台所まわりは、調味料などが買ったままのパッケージのまま目に見えるところに置いてある
・調理器具等が目に見えるところに置いてある
・台所のシンク内には常に洗い物が置いてある
・掃除用具も目に見えるところに置いてある
・スーパーのビニール袋や紙袋などがいたるところにたくさんある
・冷蔵庫や冷凍庫の中はびっちり詰まっている
・ベランダやテラス、サンルームなどにも何かしら物が置いてある
・100円ショップなどで購入した容器、カゴ類が多い

などという方が多いです。
皆様はどうでしょうか。
そして、このような状態を、どのように感じるでしょうか。

「この現状でとりあえず片付いている状態」
であると言う方もいらっしゃるかも知れませんが、
前のブログでも書いたように、いざ、突然の来客が来た時などに、堂々と自宅の中に招き入れることはできるでしょうか。
結論から言うと、自宅がこのような状態になっているのであれば、もっと綺麗に片づけなければいけません。

片付けるというよりも、
まずは家中の物を、必要な物と不要な物に分ける作業をすることが第一です。

このような方は、家の中や身の周りに、不要な物をたくさん抱えている場合がほとんどです。
一つ一つの物が、本当に必要な物なのかを考え、不要だと思った物は思い切って処分することが必要です。
目に見えるところにある物はもちろん、引き出しや食器棚、戸棚、たんすやクローゼット、押し入れの中、冷蔵庫の中、下駄箱、物置にいたるまで全ての物を仕分けます。

不要な物をあれこれ抱えているのは、気が停滞する原因となり、良いことではありません。

処分する際も、リサイクルに出せる物はリサイクルショップなどで買い取ってもらいましょう。
また、捨てる時も、物に対して、今までありがとうという気持ちも大切です。
そのようにして、一つ一つ、必要な物と不要な物に分けてしまい、家の中全体の物の量を減らすことが先決です。
冷蔵庫の中や、調味料類なども、不要な物は処分してください。
よくみたらとっくに賞味期限が切れているけれど、冷蔵庫の中や戸棚の中、キッチンカウンターの上などに置きっぱなし、入れっぱなしにしているものが出てくるかも知れません。

そしてまた、このようなタイプの方は、物を収納することが苦手である方が多く見られます。
決して散らかしているわけではないのだけれども、なんとなく家全体がごちゃごちゃした印象になってしまっているのではないかと思います。
それも、全体的に物が多いことが原因になります。
まずは不要な物は徹底して処分します。
本当に必要な物だけをとことん収納します。

出しっぱなしにして置いて並べたりすることは、散らかっている気と同じ気を放つので良くないです。
また、段ボールなどにまとめて入れて、その段ボールを出しっぱなしにしていることも、同じく散らかっている気を放ちます。

徹底して引き出しや戸棚、食器棚などに収納するよう、心がけましょう。

収納していた物、収納する物の全体の量が少なくなると、収納が楽になります

そこで注意していただきたいのが、カラーボックスやカゴやバスケットなどの、 “収納するための物” を、新たにあえて買う必要はありません。
そうなると、また物が増えてしまいます。
必要な物と不要な物を分ける際に、カラーボックスやカゴやバスケットなど、収納に使えそうな物があれば一旦寄せておきます。
そして、普段よく使う物、頻繁に使わない物と分けて収納するのですが、
頻繁に使う物は、自分の導線を考えながら、自分が一番取り出しやすく、すぐにしまえる場所に収納します。
頻繁に使わない物は、多少取り出しづらい場所に収納しておいたとしても、出し入れする頻度が、せいぜいひと月に数回程度であれば、使った後に元の場所に戻す作業も手間にはなりません。
その上で、一旦寄せておいた収納に使えそうだと思う物を活用できるのであれば活用しましょう。
それでも活路を見いだせないカラーボックスやカゴやバスケットなどは、思い切って処分してしまいましょう。

これらも、まとめて全部一気に行う必要はありません。
今日は靴箱、明日は物置、あさっては台所、来週は寝室・・・といったように、少しずつ取り組んでいくと、負担になりません。

ある程度の物が処分され、収納場所(物の居場所) の中に納まることができた時、家全体を覆う気が流れだします。
空間が生まれることで視界も広く感じ、その新たに生まれた空間を、気はゆったりと流れだすようになります



⑤番タイプの方
超絶几帳面の潔癖症であらゆる菌やウイルスを許さない、一粒の埃も一ミリの汚れも許さないという方。
こうなると、汚れている状態を、“恐怖”と感じてしまい、
綺麗な状態にあっても、どこにいようとも、常に気が休まりません。
そのような方は、緊張と恐怖の気が張り詰めているので、
心に余裕を作り、気を緩めて流す必要があります。
そのために、自分の妥協点を探すことをおすすめします。
テレビボードの上のホコリが気になるが、今すぐそのホコリを取らなくても、直接自分に害が及ぶわけではないから、大丈夫だと考えるようにするのです。
今はのんびりして、明日の朝イチでホコリを掃除すればいい。
というように、妥協点を探し、増やすことを実践してみてください。

それでもなかなか気が休まらない方には、ヨガがおすすめです。
ヨガは、今ではダイエットやスタイル維持などの目的でも良く知られていますが、
本来は、心を整えるという目的もあります。
これは、心と身体は連動しているという考えに基づいています。
身体の調子が良い時は心の調子も良く、心の調子が良い時は身体の調子も良いということです。
そこから、心の調子が悪い時は、身体を整えてあげると心も整うという仕組みです。
緊張していたり恐怖を感じると、気が張り詰めている状態なので、ヨガにより、身体の筋肉を気持ちよくストレッチをしたり緩めたりすることで、気は次第に整います。
ぜひ、無理のない範囲で、ご自分ができそうな簡単なポーズからで大丈夫なので、短い時間でも、実践してみてください。呼吸も整い、張り詰めた神経がリラックスするのを実感できるはずです。

そして、こうなってしまう方には、必ず原因があります。
過去に受けた強いストレスであったり、幼少期などに受けた誇張した教育であったりします。

私事なのですが、今年に入ってからこんな出来事がありました。
ATMに並んだのですが、私の直前にATMを使おうとしていた方が、携帯していたアルコール消毒液を画面に振りかけてからATMを使っていました。
相当な量を振りかけていたので、私が使う番になりましたが、画面や画面の下のふち、横に付いてあった小さな電卓までかなり濡れていてる状態でした。
そうなると、いくらアルコール消毒といっても、そのびっちゃりした状態で使うのは、どうにもこうにも気持ちが悪く、後ろに人が並んでいましたので、とっさにハンカチで拭いてから使用しました・・・。ポケットティッシュを出す余裕がありませんでした。。。
壊れてしまっていないか、タッチパネルが反応するか不安でしたが、無事使うことができました。
あ゛ぁ~ハンカチがぁぁぁ~と思いながらも拭きましたが、さすがにこの状態では私の次の人も嫌であったと思います。
このご時世ですから、こういう方が増えるのも仕方がないのかな、とも思いましたが、今までインフルエンザが大流行している時期ですらこんな現象は起こらなかったのに、おかしな世の中になったものだと感じました。
そして、アルコール消毒液を振りかけていた方は、誰のためにそのようにしたのかを考えました。自分のため?次に使う人のため?
次に使う人のためであるなら、自分が使用した後にもまたアルコール消毒液をシューシューするはずです。
しかしその方はご自分が使用した後はそのまま去りました。
恐らく、自分のためであったと思われます。
自分以外の人が使用した=汚れている
という理由で、自分が使う前にアルコール液をシューシューかけて使ったのだと思います。
実際はそこでアルコール液を振りかけなかったところで、
その方の指に何か起こるわけではなく、過剰な思い込みで、汚れている、と認識してしまった結果であると思われます。
では、その過剰な思い込みの原因は何でしょう。
この方の場合はきっと、テレビですね。
日々報道される感染者数、死亡者数が、無意識に刷り込まれ、恐怖を感じ、そうした日々を重ねるうちに、他人が触れた物は汚い、という思い込みになり、触れる前に必ずアルコール消毒液をシューシューしなければ触れることができない状態になってしまったのだと思われます。
過剰に神経をすり減らすのは、ストレスとなって免疫力が下がり、かえって逆効果です。
過剰な消毒も、常在菌のバランスが崩れ、皮膚トラブルの元にもなりかねません。
そこまでしなくても、基本的な手洗い、うがいと、免疫力の下がらない生活習慣で、風邪は防げます。
何より、両親からいただいた自分の身体の力を自分が信じることです。
自分自身が、風邪をひかない丈夫な身体でいることがなによりも大切です。







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