前述「運命の扇」
https://coconala.com/mypage/blogs/edit/56478で述べた運命の多彩な展開があなたに可能性を示していても、不運な人は感情的に選択して最悪の、報酬を最低に人間関係を最悪にしてしまう選択をする。幸運な人は人間関係を円滑に強く結びつきながら、最大の利益を作り出す。
たとえば、異性に付き合ってほしいと告白を受けた時に、自分も付き合いたかったと受け入れるか、うれしいわがまま聞いてと受け入れるか、友達からと距離を取って受け入れるか、あんまり気が進まない断りたいけど断れなくて自然消滅するように疎遠にするか、断るかである。
読み取った未来展開の先はさらに5種類の選択肢が広がると解釈するのが五行である。とりあえず細かいことを言うと五行にも陰陽があり、さらに三種類(上中下)に分けて解明するので占い師はどの種類か占ってその行く先を推定することになる。
しかし、この結果が本人の望まない方向に行くとしたら占い師としては、運命の節点で5種選択のうちのどの道をたどればいいかアドバイスできるが、例えば恋愛的には交際中に致命的喧嘩をして別れるなどという言葉を出してしまっている場合、すでに節点は越えていて修復は困難ということになる。
医者にかかるにしても手遅れならゾンビになってうかがうことになるし、占いに相談する場合においても手遅れでは元に戻すなんてことはできない場合が多い。覆水盆に返らずである。
占いを使うということは、恋愛進行なら喧嘩する前に、仕事の相談なら頓挫する前に、船の航行で暗礁に乗り上げてからでは手の打ちようがないから、次の運命を決定する事件の前に知って用意するしかない。