大開運の地

　福島旅行に行って、南相馬で行先ナビして妻が見つけた観光地。

　行程の途中のうさんくさい看板と、インターネッでもエロいコマーシャルでいっぱい。観音様と言いカエルといい実にエロい。年取っての旅はDJソープとかオトナピンクなんかよりこういうのがとってもエロくなる。

　結論から書けば、風水解題してもいいがここは気穴だ。どうせ教科書風水師はわからんだろう。そしてその理由もあと10年すると消える。

　開山したのは羽黒修験者ということで、なるほどなんでもオカルト本家の修験者と来た。実は私も羽黒修験の経典教義修験経路は若いとき回った。私は月山はお遍路としてと、夏半裸のスキーヤーとしてしか行っていないので登山者の愚痴は聞き洩らしていたが、まあ夏の月山、修験者お遍路、半裸のスキーヤー、そして登山者の三種混合メドレーしている。

　まあそんなところからきたエロイ山伏がここがええと見極めたわけだ。おかげで俺もこんな平坦な海岸で、風水の教科書にも悪相といわれるかたち。川といっても小便流したような川。どうして風水なのかと思ったが秘伝にして解題しない。

　坊さんの説法は聞けなかった。まあまた行かどうかも分からない。しかしまあ回りが廃れさびれる中、ここに十億以上の伽藍があり、否定コメの中でも、信者がいる。成功者がいるのはエロい。

　いやもっとここでほめたかったのはここを見つけた観光ナビの妻の自慢だったが、また今度にしました。