敬愛法(鈎招法) と 人気星

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 人気星で案内した、太徳星、弁天星はまさに密教呪法で言うなら敬愛法であり、引き寄せの法則の鈎招法がこれに含まれる。鈎招法であいまいなのが、仲良く別れるという技で、敬愛法には仲良く別れる縁切りの法というのもある。
 おもえば、別れ方には人それぞれである。
 泣きながら分かれてショックで立ち直るまでポロ雑巾になる人。いきなり喧嘩してね地球を割るくらいの勢いで、なべやかんも飛ぶ人。恋愛中も結婚中も燃えなかったけどしらっとして別れる人。じくじくと離婚訴訟して分かれるといってから時効までじとじと続いていつ別れたかわからない人。別れても片方が付きまとう人。など様々だ。
 密教には縁結びの法や縁切りの法があり、良い人と出会い縁結ぶ力と、良くない人と遠ざかる力をくれるという法がある。
 だがこれは自然界にある4種の力を神格化して解脱させたに他ならない。
 もともと自然界にあるなら星の回りで使えるはずだからそれを使うのは可能なのだが、どうも、占星術で引き寄せる恋人は、神仏の力で引き寄せる恋人より質が劣る気がする。
 つまり出会いによこしまな欲望が、もやもやと混じることにより、因縁果報の循環に濁りが生じるのだろう。濁りとは、将来金持ちの人がいいとか、イケメンがいいとか、そんな自分の存在本質にかかわらないこだわりによって起こっているのだとみられる。
 信仰論としての神ではなく、方法論としての神の道を踏んで出会うなら、恋も愛も素晴らしいお互いに通じたたものになる。学友や、あるいは仕事の出会い、趣味の出会いもそうだ。
 出会いの時期と出会いの星を読むことをしても、本人が人と会わないとどうしようもない。しかしただ会うだけではどうしようもない。本人が出会いを切望して楽しみにしていないと何も起こらない。
 占いの星を読んでこの時期情熱が増すとか、魅力が増すとか、よこしまな欲望を交えて企てるよりもだ。神様によい人と引き合わせて下さいと頼むというのは、その期待と、気持ちの浄化と、未来への楽しみを明確にする良い行為だと言える。占いには心のよどみを浄化するすべがない。因果応報で言うなら、似た者同士が出会って嫌悪しあったり好きあったりしているという捨て台詞に終わることになる。


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