鈎招法 と 引き寄せの法則

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占い
 最近まで、引き寄せの法則がブームになっていて、潜在意識の使い方ということでだいぶ潜在意識を意識した人たちが多かったのではないだろうか。本は買って読んだけどうまくいかなかった、という人もやたらとおおい引き寄せの法則であるが、うまくいかない理由がある。
 古くは桐山靖雄氏の「念力」に書いてあるが、鈎招法で何でも引き寄せることができるなら、「美女の恋人」や「かっこいいスポーツカー」を引き寄せてえと、頼まれて引き寄せたところが、ひいひい言わされたり、かっこよくぶっ飛んでカッコよくおっちんでも知らんぞよ。というおちになっている。
 そこで密教占星術によって引き寄せてはいけないものの因縁を見てからにしないと不幸になるということを書かれている。
 また人により基本的にお金を憎み嫌う人もいてそんな人が必要に駆られてお金を求めてもあつまらない。恋人にせよ、財産にせよ同じことが言える。
 では占いとは潜在意識を読んでいるのだろうか。根本煩悩からの因縁の噴出を見るともっと深そうであり、潜在意識改革ではどうにもならない人がほとんどだと言える。
 自己啓発など時間とお金の無駄だからやめてしまえ、などの話も出てくるくらい、やっても無駄なことも数々あるために、やってできる人にしか教えるなという意味もあってか「密」教となった。しかし、この思想は、アーガマの釈迦の言葉で「豚に真珠を与えてはならない」という教えを説く人を選べという教えに準拠している。
 引き寄せの法則に従って潜在意識改革しても、引き寄せられなかった人は、心底にトラウマや因縁を持っており超えられなかった人たちだ。その人たちはその法則の評価を下げ不信をまきちらす。しばらくは、ヒットした本の陰でうまくいかなかった人々が評価を下げて当分はそういうブームは来ないだろう。

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