漢方と五行

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 漢方薬は五行をもとにして処方されるが、腎系、脾系、胃系という経絡と、その経絡がそれぞれ五行に当てはまり、漢方薬もそれぞれ五行によって分けられている。
 処方をする薬剤師さんたちは、症状から対応する薬を引っ張り出しているから五行を当てにして対応しているわけではないが、いったいなぜこんな五行を当てているのかというのは古代にはこれで判断していた残痕というほかない。
 問題点はあなたは、九紫の生まれなので「火」性ですね、といった単純判断で五行を決める愚によって占いの五行と経絡、そして漢方の五行の関連が切れてしまったと言える。この辺りの五行を正確に出せばほぼ持病は何が原因かという見当が付けられるようだ。ただすべての病気とはいかない。トピック的伝染病や、公害病、食品添加物、電磁波などいろいろな悪要素が多くなっているので医者もわからない病気を占いで判断するのはカルト教祖に祈祷してもらうようなものだ。たとえ占いで病気の原因検討をつけたとしても、治療は医師や先端医学に頼って治すほうが良いに決まっている。
 ただ、治験の終わっていないワクチンうたせまくって、小学生が死んだといううわさが行きかう中、果たして厚労省・医系技官の信用はどうなのかを疑うとこんなものに頼りたくもなる。
 拳法にも五行拳や八卦掌などと占いの理論を使って相克の関係の技を繰り出したり、相生の技を連続させたりする体系でもって訓練をしていくものもある。実際の戦闘や、戦場で八卦立ててのんびりやっていられるわけもないし、これもまた訓練と流れを反射的に叩き込んでいかないと対応できない。
 森羅万象を占うという意味で何でも八種類に分けて八卦にしたり、あるいは五行に分けて五種類にしてきたわけだが、それにこだわっても解釈できないもの、見えてこないものもある。
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