「大切なことは、感情に気づく力を養い、怒りや不安、焦りを感じる時はどういう時か、見つめられるようにすることだ」
自分の感情に気づく練習 の中で書いたことです。
「イライラ、ドキドキ、恥ずかしい、心配、焦る、怒る、嫌だ」
こんなマイナス感情を自分で感じた時、困るのは、この感情たちが暴走することです。
イライラは相手を責めます。
ドキドキは自分の無力を責めます。
相手や人を責めても現実は変わりません。
現実を変えるためには・・・どうするか?
あきらめて、自分の感情を明らかにして、新しい行動を起こすことです。
思い通りにならない自分を変えよう、修正しようとしないことです。
変える、修正するのではなく、新しい自分を加えると思うことです。
無理な仕事を言われて悩むなら
「半分なら出来る」と自分から提案してみる。
考えすぎて動けないなら
「とりあえず・・・」で何かひとつ始める。
心のざわつきを無くし、余裕を持たせることです。
「バカにされてもいいや」「嫌われてもいいや」と思うことです。
あきらめることです。
なかなか出来ないことです。
でも、相手はそれほどあなたのことを気にしていません。
相手も自分のイライラやドキドキで手一杯です。
まずは、これで現実を乗り切ります。
そして、次にすべきことは・・・
同じマイナスの感情を生み出している
自分の心のくせや意味づけに気づくことです。
Kindle版 (電子書籍)
Kindle Unlimited 会員は追加料金なし(¥0)で読み放題です。
―引き算ではなく、足し算で「なりたい自分」を作り上げる―
この本は、「顧客体験コミュニティ」を疑似体験していただくための作品です。このコミュニティでは、知識を得て、心の状態の変化を体感し、実践して思考し、その時の体感や実践をメンバーと共有することを目的としています。
何のためにそんなことをするのでしょうか。
それは、「顧客を主語にした顧客満足活動」という改善行動を、「自分の心に対処するライフスキル」を高めることで進めていくためです。
参加者が顧客であった時の気づきを集め、自分の仕事に生かす戦術を作り上げていくと共に、日常生活の中で積み重ねられた自分の心の「くせ」に気づき、それに対処することでパフォーマンスを上げていく、そのために有機的に結びつけられた参加者の知恵と体験を有効に活用します。
気づきのマーケティングコンサルタントとして、実践的に仕事と心を高めていく方法を追究する著者が贈る、気づき(マインドフルネス)とライフスキルを融合した世界を、ぜひ体感してください。