「大好き!」というほめ言葉

記事
コラム
以前、バラエティ番組「世界一受けたい授業」を見ていたら
学級崩壊立て直し人 菊池省三先生について取り上げていた。

その中で語られていたことがあります。

「学級崩壊の原因は、子供達が自分に自信がないこと」

そのための教育法の日課として、ほめることを取り上げていた。
毎日、学級の子供達みんなでひとりの子をほめていた。
きっと日々順番で決めたひとりの子をほめているのでしょう。
「○○さんは○○を率先して片付けていた」など実際の行動をほめていた。
「ほめ言葉のシャワー」という行動だそうだ。

当たり前のことでも、出来たことをほめる。 
ほめられた子は自分を認めてもらえたことで自信がつく。
そして見ていてくれることへの安心感を得られるそうだ。
ほめる側も、相手をしっかり見てそれを相手に伝える
分からせてあげることが大切とされていた。


そういえば以前コーチング研修でこんなことを経験した。 
10人程が輪になって順番に右手にいる人をほめていく。
それを何回も何回も繰り返す。 

同じ人を褒めるのでだんだんほめることが種切れになる。
最初は見た目やアクセサリーのセンスをほめ、徐々に行動をほめるようになる。 それでもほめようとして相手を今まで以上に見ようとする。 

ほめられた方はわかっていても、照れくさくなっていても徐々に気分が良くなります。 「こんなことまで見てくれたのか」と。 

大人の世界も子供の世界も変わりませんね。
大人の世界も学級崩壊と同じように今崩壊しているのかもしれません。

そんなことを思っていたら、以前見た気になるCMと繋がりました。
 映画「レインツリーの国」のシャンプーとのコラボCMです。
主演の玉森裕太が話していました。

「俺そーゆーひとみさんのセンス、大好きやわ!」

本編を見ていないのでわかりませんが、喫茶店かな?「大好きやわ!」と関西弁で語りかけていました。
以前からこのセリフが何故か引っかかっていたのですが、今日やっと繋がりました。
「大好きやわ!」は、ほめ言葉なんですね。
「○○がいい!」というほめ言葉よりもほめる気持ちがストレートに伝わってきます。 良い悪いの評価ではなく、ほめる気持ちが伝わります。 
こういうのとても大切だと思います。

例えば父親が子供に対して
「お前の○○はとてもいいところ」とほめるよりも
「お父さんはお前の○○なところが大好き!」とほめる方がグッと心に刺さります。 言われた方だけでなく、言った方も気持ちよくなります。 

ほめ方も大切ですね。
言葉の使い方ひとつで相手のとの距離がグッと縮まります。

そしてもうひとつ
何か気になったことがあったら書き留めておいてください。
今回私の中で三つのものが繋がりました。
やっと自分の中で腑に落ちたという感じです。

【ご案内】
自分の生き方を変える。それは軽やかに暮らすことです。
プログの記事をコラムにした厳選25編です。



サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す