いきなりですが、
『ファスティング』についてどんなイメージをお持ちでしょうか?
短期間に瘦せるためにダイエットの手段として選択し、
チャレンジされる方が多いのではないでしょうか。
ファスティング = 断食、絶食
一定の期間すべての食物もしくは特定の食べ物の摂取を断ち体内の排出を一気に行うことで、
腸内環境の改善、体内のリセット、デトックス、ダイエット効果が期待でき、臓器や細胞を健康な状態に戻す療法を指します。
最初は、宗教の一環として行われていますが
近年では全く何も栄養素を摂らない修行のような水断食ではなく、
必要最低限の栄養素を摂り入れながら安全に行えるメソッドをアスリートやモデルさんがパフォーマンス向上のために取り入れ始めたことで情報が広がり、一般的になりました。
そのため近年では、
ファスティングは特別な人や限られた人達が行うものではなく、
カラダのケアのために日常の習慣として取り入れる方が増えてきています。
その理由として、
現代人は昔に比べ身体を動かす機会が少なくなったうえに
食事の欧米化、加工食品や外食産業の発展により
動物性タンパク質、酸化した油、カフェイン、砂糖、お菓子、ジュースなどの摂り過ぎや食品添加物・残留農薬などの有害物質を大量に摂取しており
多くの方の消化器官は疲弊しきって悲鳴を上げている状態です。
では、これらの食事をやめて食品を買わない。
全てオーガニックで作られた安心安全なものを選んで生きていく。
それは、ほんの一部の人たちには可能かもしれませんが、、、
ハッキリいって、ほとんどの人からしたら現実的ではないです。
意外かもしれませんが、日本の現状として、、、
・添加物の使用料は世界No.1
・先進国でガン患者が増えているのは日本だけ
・医療費が約1兆円単位で毎年増加
・生活習慣病(糖尿病、高血圧、アルツハイマーなど)の急激な増加
・アレルギー体質者(アトピー、花粉症など)の増加
などの背景から分かるように、
日本の予防は他の先進国より約10~15年も遅れていると言われています。
病院に行けば3割負担で診てもらえるという日本の制度と
病気になったらお医者さんに治してもらうという対症的な文化が
脈々と受け継がれてきているのが要因のひとつとして考えられます。
また、世界的に見ても日本人は生命保険に掛ける金額が多いことも言われているのですが、保険は病気になってから・ケガをしてしまってから、使えるものですよね。
では、、、
健康に過ごすために投資 or お金を使っていますか?
という問いに、ほとんどの方の答えは、NO。
『お医者さんが治してくれる』
『薬が治してくれる』
『国がなんとかしてくれる』
ホントにそうでしょうか?
本当にあなたと大事な人の健康を守ってくれるのは、
【正しい知識とあなた自身】です。
もちろんお医者さんは必要ですし、
保険も必要な分だけ加入されたら良いと思います。
しかし、
病気にならず元気に過ごせる期間が長い方が良いと思いませんか。
もし、
そのようにお考えなら【対症】から【予防】に意識を向ける必要があります。
そこで質問ですが、以下の症状はありませんか?
疲れやすい、だるい、体力が落ちた
かたこり、腰痛
むくみ
イライラしやすい
偏頭痛
寝れない、夜中に目が覚めてしまう
肌が荒れがち、口内炎できがち
便秘、下痢
冷え性
など、、、
これらを放置すると病気につながるといわれている未病の例です。
これらの症状をおさえるため、病院で薬を処方してもらう方もいると思いますが、対症療法なので根本の解決にはならず再発して薬を常用している方も多いです。
多少時間がかかっても、体の中から体調を整え、体質を改善することで根本の原因を解決していくのが予防的アプローチです。
そして、
誰もが気軽に取り組めて現代社会に合っている予防的アプローチの最適解が『ファスティング』。
医学の父、“ヒポクラテス” の格言として
・すべての病気は腸から始まる
・月に一度断食すれば病気にならない
という言葉が残っているように、断食や腸内環境を整えることが予防になる。
実はこれ2000年以上前から言われていることなんです。
しかし、ファスティングには注意点があります。
ファスティングを間違ったやり方で行うと
健康や美容効果が激減してしまい、むしろ身体に負担をかけてしまいます。
実際に生徒さんや友人からも我流でやって失敗した。体調を崩したなどの話を今でも多く耳にします。
そのため、
正しいファスティングメソッドで行うことが非常に重要になります。
食べるファスティングの特徴は、
完全断食や指定の酵素ドリンクを用いるものではなく、スーパーやネットで誰もが購入できるモノを用いて身体に最低限必要なタンパク質などを補いながら行う独自メソッドです。
また、栄養が欠乏して筋肉の減少、骨量低下、代謝悪化、ホルモンバランスや自律神経の乱れ、肌や髪のパサつきなどが起こるのを防ぎます。
そして、食べるファスティングでは
自己管理をできるようになり健康な状態を保つのを目的としています。
(ダイエットは+α程度に考えてください)
これからの社会では自己管理、
つまり自身で予防する能力を高くしていく事が重要視されます。
そのため、
ファスティングという方法論を教えて
「ハイ、バイバイ」ということはしておりません。
個別カウンセリングを通して、その人に合った食事の組み立て方や
生活習慣の根本を改善できるノウハウを指導&徹底的にサポートします。
ファスティングの目的
①食事習慣の改善:
体調不良が起きにくい“上手な食事の組み立て方“を指導します。
②消化吸収機能の促進:
ドリンク食で胃腸を休め、胃腸本来の機能へリセットします。
③代謝(排出)力アップ:
一定期間のカロリー制限により体内のミトコンドリアを活性化。
④回復力アップ:
睡眠や入浴のコツなど自律神経やホルモンバランスを整える方法を指導します。
⑤ダイエット:
筋肉量を減らさずに、リバウンドの少ない体型変化が期待できます。