WordPressのページ表示が遅い場合

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IT・テクノロジー
ページ表示に15秒ほどかかっていたサイトを、2,3秒程度に縮めるといった作業を日頃行っています。

一般的には画像の圧縮プラグインやWebP画像に置き換えるプラグイン、W3 Total Cacheなどのキャッシュプラグインの導入をされていると思います。
一番有効なのはキャッシュ系のプラグインですが、導入してもキャッシュが効いていない場合があります。

1.ダッシュボードにログインしている場合
 ページ上部に黒背景のバーが出てる状態ですね。
 編集作業に影響が出ないよう、WordPressのダッシュボードにログインしているブラウザではキャッシュが無効になっています。

2.WEBサーバーでキャッシュ=無しで設定されている場合

例えばApacheサーバーの場合、

mod_pagespeedが動作していたらデフォルトでキャッシュ時間=0(無し)
になってます。

サイト表示のリクエスト時に、ヘッダには以下のように「キャッシュ無しで」という要求が行われます。

cache-control = no-cache

ページ表示時のレスポンスヘッダは以下のように返ってきています。
Cache-Control:max-age=0, no-cache

ChromeでF12を押して表示されるデバッグ画面の「Network」タブで、
任意のファイルを選択すると「Headers」の中で確認できます。
スクリーンショット 2021-04-21 113950.jpg

3.サーバーのスペックが低い
 一般向けの最小限のスペックで月額1,000円程度のものでも、サーバーの構成やネットワークの帯域によって全然速さが違います。
最近ではサーバーがダウンする障害も少なくなってきてますが、速さを犠牲にして安定性だけ高めているケースも見受けられます(どこかは書きませんが)。

サイト表示に10秒以上かかると、ユーザーはもう競合他社のサイトを見る選択をしてしまうでしょう。
サイト表示速度の改善には色々要因がありますので、どうしても改善されない場合はご相談ください。


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