ポッコリお腹の3つの原因について理学療法士が解説。運動療法で改善できます

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あなたを悩ませる「ポッコリお腹」。何となく見た目も良くないのでボディーに自信が持てないし、お腹はやっぱりへこませたいですよね。その「ポッコリ」は運動療法で解消できるってご存じですか?

理学療法士的な視点で原因についてとそれぞれの対症法についてお伝えしていきます。

ポッコリお腹の3つの原因とは?

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理学療法士的な視点で言うとポッコリお腹の原因で有力なのが

1.脂肪がたまっている(太った)
2.内臓の位置が下がっている
3.便によって物理的に出てしまっている

の3つだと思います。

原因1.脂肪がたまっている(太った)

これはもう言うまでもありませんね(笑)

カロリーの摂り過ぎか運動不足によるエネルギーの消化不良によって引き起こされるものです(場合によっては薬剤性のこともあるので注意が必要です)。

基本的には付いた脂肪を落とすにはそこに筋肉を付けて脂肪を筋肉へと変化させるのが一番です。長い間かけて付いたものはそれなりの期間も必要とするので努力が必要です。

しかしながら今回の趣旨とはちょっとズレているので今回は触れずに進めます。ダイエットの需要があれば記事にしたいですね。

原因2.内臓の位置が下がっている

胃下垂などで胃や腸の位置が物理的に下がっている状態で下がった内臓によってポッコリお腹に見えることがあります。

また、猫背などの姿勢の不良によって筋力が働けない(弱い)と似たような症状になることがあります。

これらが原因の場合は今回の記事で紹介している運動で改善させることが可能です(病的な場合はこれに限りません)。

内臓の動きを引き出し、筋力を発揮しやすくして(猫背などの姿勢を改善)生活することを心がけるように指導します。

原因3.便によって物理的に出てしまっている

最後に便秘が原因の場合です。

上記2つの場合は筋力や姿勢が原因の一つでしたが、便が溜まっている場合は比較的すぐに改善させることが期待できます。

腸が固かったり動きが悪い、トイレ習慣がない(我慢してしまったり、定時でトイレに行く習慣)と便通って乏しくなってしまいます。

物理的に便によってお腹が出ているのなら、それが出てしまえば即効的にウエストが2~3cm細くなることもあります。

特に「宿便」と呼ばれるような黒っぽい便が溜まっている場合それが出ることでウエストはもちろん、お肌もスッキリしますよ。
今回は「内臓の位置が下がっている」「便によって物理的に出てしまっている」ことが原因の場合に効果が見込まれる運動療法についてご紹介していきますね。

ポッコリお腹を解消するためのPTグッチオススメの運動療法

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ポッコリお腹に対しての運動療法アプローチは

・腹筋
・姿勢改善
で対処しましょう。

腹筋

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腹筋と一口に言っても運動方法は実は様々。ポッコリお腹に対するアプローチは下腹部を中心に行うのが効果的。

仰向けになって身体を起こすいつもの腹筋(上図)では下腹部はあまり鍛えられないので(腰痛があってもあの運動はちょっとキツいですからね)、別の方法をお伝えしますよ。
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